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アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

2016 立命VS関大 

2016-11-20 09:25:43 | アメリカンフットボール
 11月5日(土)ヤンマースタジアム長居で今年度の立命館大学パンサーズと関西大学カイザースの試合は行われた。ちなみに昨シーズンは31-3で、一昨年のシーズンは、21-0でともに立命が勝利しており、それを反映してか戦前の予想は立命か有利という声が高かった。

 

 試合は、関大の後半チョイス。立命のレシーブにて開始する。

 

 キックオフからのファーストシリーズ、立命はノーハドルオフェンスを展開し、トントンとランパスが通り、最後はRB森本が走りこんでTD、幸先よく先制点を挙げる。TFPを決まって、7-0。その後ワイルドキャットフォーメーションからWR猪熊のランなど多彩な攻撃を見せながらも、なかなか関大の好守の前に得点圏に進めない展開。特にフォルススタートやファンブルなどのミスが多く、何となくチーム全体が乗り切れていないようにも見えた。
 そうはいっても第2Qの試合終了間際には、QB西山からのスクリーンパスを受けたWR渡邊が、WR近江へのロングパスを決め、これをFGに結びつけ10-3で折り返すことができた。結果的にこの3点が大きかった。

 
 
 ハーフタイムの間、大学の先輩と偶然会い、立命が普通にノーハドルオフェンスをやってんねんなあ。今日も関学戦を睨んでかプレーを隠してるよななどの話を少しした。どことなく前半の展開から言葉には余裕が感じられたし、私自身、21-3ぐらいで勝つん違うかなと思っていたのは事実。オフェンスは、反則等で罰退を繰り返してはいるが、全く出ていないわけでもなく、逆にディフェンスはほぼ関大を抑え込んでいる。これは、ここ数年と同じ展開かなと思っていた。ところがの展開が後半に待っていた。

 後半は関大のレシーブで始まった。いきなりのロングパスがヒットする。関大の反攻ののろしが上がった。このプレーをきっかけに立命は防戦一方の戦いになってしまった。
 このシリーズは、立命のゴールまで攻め込むも惜しくもFGを失敗。前半の1回とあわせて、この試合2回FGを失敗している。

 後半は立命のオフェンスが全く進まず、RB西村のランも関大のディフェンスの集まりは早く全くでなくなってしまっていた。風が強かったためかパントでも陣地回復に至らず立命は、ほとんどのシリーズを自陣で行うことになったのも、この試合がもつれた要因であったような気がする。

 

 そして、関大の悩めるQB大内が覚醒。ランパスに冴えを見せ始める。スペシャルプレーフリーフリッカーなどが決まり、最後はRB地村が走りこんで第3Q終了間際にTDを挙げる。残念ながら、TFPには失敗で、10-6。しかし、モメンタムは完全に関大であった。続くシリーズではオンサイドキックが成功!立命は絶体絶命という感じであった。

 

 両校の応援団の懸命な応援、パン太くんも応援する。

 そして、第4Q残り6分ぐらいの時、関大の約45ヤードのロングパスがヒットする。ゴール前10ヤードを切っている。ただ、4点差、時間を考えるとTDを決める以外に関大の勝利はない。
 関大の4回の攻撃がはじまる。まずは、TDを狙ったパスが不成功。そして、QB大内等ランでも立命の厚い壁を破ることができない。そして、4thダウンギャンブル、押さえてくれと願うのみ。結果はRB地村の中央突破をゴール前で止め攻守交替。

 最後は、2回ファーストダウンを更新し、最後はニーダウンでタイムアップとなった。

 

 何とか勝ちましたね。関大としては、キッキングのミスが大きかった。一つでも決まっていれば展開は大きく変わったはずだった。

 

 次は、関学戦。オフェンスを何とか立て直さないと苦しいなあ。とにかく勝った。このチームにはツキがあるような気がする。そう思ってヤンマースタジアム長居を後にした。

 

 応援団皆さんもお疲れ様でした。

 
 

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