休日はデジカメ持ってぶらぶらと📷

アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

唐古・鍵遺跡に立つ!

2013-07-17 19:46:43 | 史跡を歩く
 国道24号線を南に向かって走っていると右手に何やら古代の建物のようなものが林の中に建っているのが見える。「これは一体何?」と行ってみようと「唐古・鍵遺跡」の標識に導かれるがままに車を駐車場にいれます。入り口に大きな看板があり、史跡公園の完成予定図が描かれている。

 そういえば、古い記憶をたどると小さい頃父親に連れられて飛鳥などに行くときに、途中「唐古遺跡」という錆びた看板が立っていたことを思い出した。田んぼの中にぽつんと立っているだけで池以外何もないようだったが、それがこれかと周りを見渡してすっかり街になっていた。
 おそらくその頃の案内板が↓でしょう。

 

 

 駐車場から見える「唐古・鍵遺跡」の大きな石柱を目印に階段を上がっていくと、大きなため池があった。階段を上がったところには、「唐古・鍵遺跡」についての案内板がある。

 

 「唐古・鍵遺跡」については、弥生時代の早い段階からずっと営まれた環濠集落跡である。発見された当初は、「唐古遺跡」と呼ばれていたのだが、近年、弥生時代の遺跡としては、吉野ケ里遺跡に匹敵する規模であることが認識されたことから、周辺の地名も含めて「唐古・鍵遺跡」と呼ばれるようになっている。
 
 唐古遺跡の発掘の歴史は古く、戦前からその存在は知られていた。国道24号線工事で工事用の土取りをするために唐古池を発掘し、弥生時代の遺物が多く出てきたことから著名な遺跡となった。その後も発掘が続けられ、環濠集落内からは大型掘立柱の建物跡や銅鐸生産の跡などが見つかっている。特にこの遺跡を有名にしたのは1999年に見つかった楼閣絵画土器である。この発見は邪馬台国論争にも一石を投じることとなったと記憶しているのだが・・・。

 この土器に書かれた楼閣を復元したものが唐古池のほとりに立っている。

 

 

 もしかして楼閣に登れるのかと思い、近寄ってみたが、残念ながら登ることはできなかった。ちなみにこの場所にこの楼閣が建っていたわけではない。こんなに立派に建っているとちょっと勘違いしてしまうね。

 唐古池をぐるりと回っていると、遠く役場らしき建物のそばにも、物見やぐららしきものが見える。これはなんでしょう?

 

 池の堤上は桜の木がいっぱい植わっていたので、春はきれいかもしれないなあと思い、周辺にわずかに残る田園を眺めながら、古代に思いを馳せてました。

 

 近くには「唐古・鍵考古学ミューゼアム」があるのだが、ちょっと見つけれなかった。(遺跡から、南へしばらく行かないとないことが後でわかった。残念)
 今度、行ってみようっと!



 
 
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