2014 第３節 立命ＶＳ龍大

　前半終了間際、キックオフリターンダッチダウンを喫し、１０－７と３点差に詰め寄られ、ちょっと嫌な流れのまま後半に入る。後半は、龍谷大学のリターンから始まる。このシリーズは、何とかパントに食い止め、立命が攻撃権を得る。このシリーズも前田のラン、パスがともに好調、ゴール前まで攻め込み、最後はＲＢ長谷川がゴールに持ち込みタッチダウン。１７－７と突き放す。
　第４Ｑになると、龍大の１年生ＱＢ上田のランプレーが冴え、ゴール前に詰め寄られるが、龍谷大が約３０ヤードのＦＧを外し、１７－７のまま。次の龍大の攻撃をＤＢがインターセプト。このシリーズもＲＢ長谷川のランでタッチダウンの結びつけ、何とか２４－７と突き放し、このままタイムアップとなった。

　この試合は、これまでのラン中心のオフェンスから、がらりと変わり、要所要所でパスを投じる場面が多く見られた。これまで３rdダウンのシチュエーションになるとなかなかつながらなかったのだが、今回は結構パスが決まっていたと思う。２回ほど、WRはいったんキャッチするのだが、龍大のDBのあたりが強くボールの確保に至らない場面があったが、これは、龍大のあたりの強さを褒めるべきかもしれない。
　QB前田、春先までと違って動きが良くなっているような気がしてきた。ここへきて才能が覚醒し始めていると言えば大げさか？一皮むけたような感じがする。残念ながら、あまり得点差がつかなかったので、１回生QB西山の出番がほとんどなかった。まあ、どこかの時点で１試合まるまる前田ゲームを指揮することは、必要だと思っているので、これはこれでありか。
　RB陣は、前半では森本が中心になってボールキャリーをしていたが、後半、玉井や長谷川使い始めた。本日も、長谷川は２TDを挙げている。圧巻は遅れてきたルーキー玉井、サイズもあり、スピードもあるということで結構ゲインしている。これからの活躍が楽しみである。

　ディフェンスは、出足の早さの裏をかかれて、何度かゲインを許す展開になったが、ディフェンスとしては点を取られていない。もうちょっと荒々しさがあってもいいかもしれない。

　龍大は、やっぱり強いですよ。ディフェンス、特にCBの守備が光ったなあ。それと１回生QBの上田、ディフェンスをかわして走る技術は凄い。龍大は、今の１，２回生が上回生になった時に、３強の一角の一つぐらいに土をつけることができるかもしれないなあ。タレントが揃ってきつつあるような気がする。

　これまでの３試合を見て、立命は、中央のランプレーにこだわっているような気がする。あんまりオープンを駆け上がっているというシーンが見られない。全体として、得点が低いですが、ドライブを継続させることを意識しているみたいなので、これまでみたいに一発タッチダウンで高得点よりは、今のチーム事情にあっていると思う。とにかくチーム全体の経験値を挙げていかないとね。これまでの３試合をみるかぎり、今の立命の実力は、３番手のような気がする。これからの伸びしろの期待ですよね。
　ディフェンスは、結構頑張っているようですが、ところどころでカウンター気味にロングゲインを許しているのが気になるところ。

　本日のスコアは以下の通りです。

　　　立命　ＶＳ　龍大

第１Ｑ　７　ー　０
第２Ｑ　３　－　７
第３Ｑ　７　－　０
第４Ｑ　７　－　０
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合　計２４　－　７

　次節は近畿大学との一戦になる。今シーズンもいよいよ中盤に差し掛かってきたなあ。