休日はデジカメ持ってぶらぶらと📷

アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

懐かしのビックラーメン

2014-01-27 23:00:18 | その他
 今をさること、20数年前、京福電車(嵐電といわれる)北野白梅町の北側にあるビックラーメン白梅町店で、後に10.19と語り継がれる名勝負、近鉄VSロッテのダブルヘッダーの第1試合を見ていた。このダブルヘッダーの2試合をともに勝てば近鉄の逆転優勝が決まるということで関西圏では非常にボルテージの上がった試合だった。当時、風邪気味だった僕は、ニンニクをたっぷり入れて気合を入れようとビックラーメンに行った。ちょうどその時、第1試合の3-3の同点で迎えた9回、ロッテの投手は、牛島、近鉄は、このシーズン限りで引退を決めている梨田、一打逆転の場面。見事センター前にヒットを打ち、4-3。最後は阿波野が締めて試合終了。いよいよ次の試合で近鉄が勝利すれば優勝というわけで、これは大学に戻って授業に出てる場合ではないと、自宅に帰った。
 結果は、残念ながら延長10回で時間切れ4-4で引き分けに終わり、西武の優勝となった。
 
 ビックラーメンとなるといつもこの試合を思い出す。
 
 そして、もう一つビックラーメンに行くとラーメンの油でテカテカに光ったフォーカスやフライデーを読むのがトレンドだった。

 大阪から京都の大学に入って、初めてビックラーメンに入った時、油でギトギトに光ったスープ、あふれんばかりに投入されたネギともやし、そしてラーメン鉢の下に敷かれたスープ受けの皿、どれも新鮮だった。

 とにかく、天下一品かビックラーメンかというぐらい通っていた。たぶんビックラーメンの方が少し安かったので、財布が寂しいときはどちらかといえばビックラーメンだったかもしれない。

 そんな時代から、20年あまりの歳月が経ち、近鉄バッファローズも、フォーカスやフライデーといった写真雑誌も、肝心のビックラーメンの白梅町店もいつしか消えていった。
 京都系の脂っこいラーメンもいつの間にか全国区になっていた。

 この正月ぐらいから、このビックラーメンのような脂でぎとぎとした醤油ラーメンが食べたいなあと思って探すも見つからず。たまに通っていた大徳寺の近くのお店もなくなっていたし、比較的味が近いと思われる平野神社のそばにあったラーメン藤(後輩がバイトしてたなあ)もなくなっていた。もうあの味には出会えないのかなと思っていたら、先日、京都の山科、地下鉄椥辻駅のところで偶然見つけた。

 
 
 何年も会っていない懐かしい友人に出会えたような気分。時間は一気に20年はさかのぼる。

 お店に入って、ラーメンとギョウザとライスのBセット(900円)を注文。スープをすすり、麺をすする。この味だ!そしてラーメンスープやおろしニンニクを加えて自分の味にしていく。
 いつもこうやって食べてたんだよなあ。

 昔と違うのは、ねぎともやしが普通の量になってしまったことと値段が少し上がったこと、それから僕がそれなりに年を取ったということかな。

 いろいろな思い出とともに満足して帰りました。頑張って続けてほしいなあ。

 

 ビックラーメンの場所はここです↓
 

 
 

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