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アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

道後温泉に入った

2007-01-21 15:10:02 | 史跡を歩く
先日、四国の方に行った折、松山にある道後温泉に行ってみた。数年前に行った時は、人が一杯であふれかえっていて、湯船に浸かるのも大変だったんですが、
(しかも、この後遺症でこのとき一緒にはいった娘は、それから一切男風呂には入ってくれなくなりました。三歳のときのことです。)今回は比較的ゆったりと入れました。浴室もいかにも古くからあるようなタイル張りのお風呂。お湯が出てくるところには、漢文で道後温泉の縁起らしきものが書かれていました。
 道後温泉の歴史は古く、伊予国風土記には聖徳太子が行啓したことを記念した碑文もことが記されています。真偽のほどは定かではないですが、かなり古くから知られていたところであることは定かなようです。この道後温泉の碑文自体、最近の歴史学から黙殺されているような気もします。椿の湯の建物の横にその碑文を刻んだ石碑が立っています。
 また、有名な額田王の「熟田津に・・・」という歌もこの地で詠まれたものだそうです。
 しかしなんといっても道後温泉を有名にしたには「坊ちゃん」でしょう。私も今回何十年ぶりに読み返しましたねえ。懐かしいかったです。まあ主人公自体は今の私から見れば大人に成りきれていない青年の話なんでしょうが、この作品が発表された当時は江戸時代から続く封建的な社会がまだ残ってただろうから、斬新なストーリーだったんだろうと思う。
 駅前には、明治時代を思わせる蒸気機関車がありました。展示されているだけかなと思ったけど、しばらくして見に行ったらなくなってたので稼動しているみたいです。ちょっと乗ってみたかった。
 温泉には、千と千尋の神隠しの舞台となった温泉宿のモデルの一つともかかれています。建物を見ているとそんな気もします。ただ明言はされていないので、あくまでも推測でしかないのですが・・・。
 明治は遠くなりにけりということで、ちょっと昔に思いをはせながら、温泉に浸かると言うのもいいかもしれません。ただ残念なことにそんなにゆっくりできる雰囲気でもないのでちょっと物足りない気もします。観光地なので仕方がないか・・・。
 近くには正岡子規の記念館等もあります。
 今度はもう少し調べてゆっくりと文学の町に浸りたいと思います。



 ちょっと高台から道後温泉本館を撮った写真、どことなく「千と千尋の神隠し」を想いおこしませんか?

 
 
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