ライスボウル 関大ＶＳ鹿島

　試合終了！１９－１６　残り4秒でＦＧを決めた鹿島のサヨナラ勝ちです。前半は関大が終始ゲームをリード、後半、ＱＢを山城から仲田に代えてモメンタムをつかんだ鹿島がじわじわと追い詰め、最後の最後で逆転となりました。
　両チームとも、デフェンスが踏ん張り、ともにランプレーが全くでない展開でした。特に鹿島のＬＢ牧内は、関大の＃１藤森を完全にマーク。スピードに乗る前に確実にタックルを決めてました。関大は、得意のランプレーを完全に封じられた。
　関大も、鹿島の攻撃を確実に止めていたが、最後には社会人との体力の差が出たような気がする。
　関大は、ＤＬを5人にし、ＱＢに圧力をかけ続けたからこそ、ロースコアの展開に持ち込むことが出来たのだと思う。
　オフェンスの方では、学生相手では通じたパワープレーが通じなかった。鹿島は多少のパスは通しても、ランだけは必ず止めるという姿勢がみえたように見えました。
　最後は、社会人のプライドを見ました。
　ボールラッシュ杯は、鹿島の牧内選手。影のＭＶＰは、途中からでたＱＢの仲田選手でしょう。
　
　ただ、関西大学カイザース、負けたとはいえ、今年度は関学、立命、法政を撃破しての学生日本一となった。このことは十分に賞賛に値する。このチームを見ていると、目標に向かって、とにかくがむしゃらに向かっていく姿勢が感じられる。無骨ではあるかもしれないが、観戦する私たちにも何か忘れているものを思い出させてくれるようなチームであった気がする。

　今年の関西学生リーグもどんな展開があるのか楽しみです。
　割と早い段階で、立命ＶＳ関学　立命ＶＳ関大などのカードがあります。意外と日程的に楽なのは、関学のような気もします。（立命、関大と連戦にならない点でですが）
　関学としては、今まで立命だけをマークしておけばよかったものが、もう一校加わる事になります。このことがどう影響していくかも楽しみではあります。

　最後に、関西学生リーグの情報がどんどん少なくなってきているような気がします。ＴＶ中継も減ってきていますし、ＨＰの情報量自体も少ない。
　関東学生リーグやＸリーグのように動画配信も検討していく必要があるのではないでしょうか。