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TT02セッティングの最中

2020年12月21日 16時27分39秒 | ラジコン
家の前の道路でセッティングの確認をしている。

マブチ540にギア比フリーから、スポーツチューンにギア比フリーに変更した。
一般車ボディ(レーシングボディ禁止)、ウイング禁止、レーシングラジアルタイヤ(インナーはそのまま)という縛りで遊んでいる。

速度が上がったのでちょっとセッティング変更に迫られた。

今の問題となるのは、高橋のコースの奥のストレートと大曲のコーナーの複合部分。ストレートが半分ぐらいのところで右に大きく曲がって、その先でさらに小さく回り込むというようなコース形状なのだが、この大きく曲がるところでリアのタイヤが外側にふれて、後輪が前輪以上の速度を出す。オーバーステアのような現象が、出たりでなかったりする。でないときは良いのだが、問題が出た時、ステアリング修正が追い付かないほどの現象速度で起きる為に、修正が追い付かずに巻く。

巻きの対策にリアにアルミのトーインを入れてみたが、同じ個所で巻きに対して効いていたり、さほどでなかったり、まったく効いていなかったりと、どうもリアトーインのオプションはそれなりに効果は出てるけど、決定的な意味で解決ができてない。

リアトーインはリアのホイールを3度ほど内に向けるパーツで、巻きのきっかけを防いだり、リアの直進性を高めるといった働きをするパーツ。TT01の時はプラスチックのものとアルミのものがあって、プラパーツの方をもっぱら使っていたが、TT02になるとアルミパーツしか販売されてない。3000円というより青いパーツをTTにはあまりつけたくなかったので、付けたくなかった。


まずはシャーシの特性を理解するために、写真のような事をしてみた。シャーシ底を付けたまま、タイヤがどれだけ浮き上がらせることができるか?

前輪はサスペンションの可動域がスゴク狭く、底ヅキさせるとタイヤは全く持ち上がらない。後輪側を底ヅキさせて、タイヤをあげると少し持ち上げれる。

後輪側は少し可動域が広く取られていることから、後輪側の可動域重視なところから、回頭性より後輪の安定性という特徴をシャーシ設計段階から味付けがされてるようだ。誰でも扱いやすいという万人向けになっている。

でだ万人向けは良いのだが、おれの問題はどうもこの前輪側の可動域がせまいのが巻いたり巻かなかったりする原因と睨んでいる。
巻きが起きたり起きなかったりと再現率がどうも偏りすぎているというところから、仮定なんだがストレートエンドのどこかでコース表面が凸になってる部分があって、そこに載った時前側の荷重が突き上げられて、後輪のグリップも一緒に抜けているのではないかと、考えている。
リアトーインの効果が在ったり無かったりというのもある。

それを改善するには、前側シャーシ底を付けた時、前輪が少し浮き上がるぐらいの可動域が必要なんじゃないか?と考えた。

おまけにCVAのダイヤフラムがシャフトで押されてつぶれてる感じもある。シャフト長を2・3mm短くして、ボールエンドのねじ込み部分を1・2mm短くして、可動域とダイヤフラムのつぶれを直したい。


黄色いスプリングの方は後輪用、ダイダイのスプリングは前輪用。改造結果がわかりやすいように、比較撮影してみた。
この2つの改良は、6mm車高をとったうえで、ボールエンドの部分が薄いスプリングエンドに交換して、ボールエンドの下側を1・2mm薄く削って、シャフトのねじ込みをピンバイスですこし掘り下げて、シャフトを少しカットする改造で出来る。

卓上で前輪側をおさえてみると、抵抗感がすこし柔らかく、ダンパーがなんかつっかえていた感じから、自然に沈み込む感じになった。まだ不十分な感じはするが、サスペンションの動きがだいぶ変化した。
実際走行させてみないとわからないが、走行させてみて巻き込みが起こらなくなったなら、改良の方向性はあってるので、もうすこし腰を落ち着けて削り量を調整して、完全に改良してしまおうと考えている。

モーター変更したので、ボディの方もハイパフォーマンス系のボディを塗装しようと考えている。
スープラボディはデザイン分割がしずらいので、ちょっと手間取っている。


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