必修科目の履修漏れ、11県65校で…読売新聞調査(読売新聞) - goo ニュース
一昨日24日の火曜日は仕事が休みなので朝からTVを見ていると富山県立高岡南高校で3年生全員がこのままでは来春卒業出来ないと報道していた
その訳は
「2科目履修する必要がある地理歴史の授業を1科目しか履修していないのだそうである」
校長の説明だと「受験勉強に関係ある科目に絞り学習に専念したいとの学生の熱意に負けた」とか
おいおい待てよ! 爺の様な素人でも直ぐ思い浮かぶ:
1)学校には教務主任がいて必修科目を1学年全員が落とすなんて考えられない
2)必修科目は1-2学年から学習するはずで今年の卒業生や、今の2年生はどうなのか
3)誰がどうしたのでこの様な話が分かったと報道されるのか
4)校長の反省の態度が真摯に見えない
という事で必ず裏があると思い経過を見る事にした
24日の夜から新聞やTVが続報を伝える
1)学校長が承知で必須科目の「世界史」を履修させていない
2)そもそも「世界史」は2年での履修科目であった
3)この話は今年の問題でなく以前からあったので今年春卒業した生徒は「世界史」を履修しないで卒業している
4)校長は確信犯なので反省がとても反省に見えなかったわけだ
5)当然だが今の3年生は50分70駒の「世界史」を卒業までに補講を受けねばならない
昨日夜の報道では高岡南高校の様に必修科目を漏らしている高校を調査したら目下
11県65校ある
盛岡一高の校長は「今でもこのやり方(必修を落とし受験科目に絞る)が良いと公言してはばからない」
教育基本法の精神等と言う前に公立高校の一部は「大学入試のための予備校」に過ぎないと自ら言っているのである
視野の広い人間として学生を世に送り出す教育者としての理想も責任も感じさせない言葉だ! (高校)学校教育はすぐ大学入試に役立つ人間を即席培養したり会社で使える人間を育成するのが目的ではないはずだ
TVは補講が必要な学生を映し出し「受験前の追い込み時期に70時間も必要の無い科目に時間を取られて痛い」とのコメントを幾つも垂れ流していた やるべき事をやるべき時にやっておかないと必ずそのつけは支払わされると言う事を若くして知った事は今後の人生に役に立つよ!
さて学校側は組織的に必修科目を履修させず卒業証書を出していたわけだから学生の履修表の原簿は嘘を書き入れていたという事であろうか
先生が嘘をついたり警官が泥棒をやったら社会秩序は保てない 県の教育長は学校からの報告は信頼ベースの様な答弁に終始していた これからは必修科目の履修の有無は点検や検証が必要になろう
役人のいい加減さの一つであろう ところで高岡南高はどうして嘘がばれたのだ?
更に報道では1994年に「世界史」が必修科目になって以降、合わせてゆとり教育とやらで授業日数が減る環境が現出した 加えて公立校でも大学進学率が学生呼び寄せの目玉にならざるを得なくなった そこで地方ベースでは「世界史」履修の無視が問題になっていたのだと
だとすれば教育長が知らなかったでは済まな問題が(いじめの問題とは別に)教育界に内在している
文部省による調査報告が27日に求められている 更に驚く数が「必修科目を履修しない」と出るのであろうか? 多分もっと増えるのであろう
読売新聞:
高校で卒業に必要な必修科目が教えられていなかった問題で、全国で少なくとも岩手、山形など11県、65校でこうした履修漏れのあることが25日、読売新聞の調査でわかった。
少なくとも延べ8700人の生徒が卒業のため補習が必要となる。こうした学校の多くは進学校で、大半が教育委員会に必修科目を履修しているかのような虚偽報告を行っていた。
事態を重く見た文部科学省は同日、都道府県などの教育委員会に対し、公立の全高校を対象に、必修科目が学習指導要領通りに教えられているかどうかを調べ、27日までに報告するよう通知した。
今回、履修漏れが判明したのは、岩手(29校)、山形(12校)、福島(10校)、福井(5校)、栃木(2校)、青森(2校)、富山(1校)、石川(1校)、広島(1校)、愛媛(1校)、宮崎(1校)の各県。大半が公立高校だが、私立高校も3校含まれている。 引用終わり
一昨日24日の火曜日は仕事が休みなので朝からTVを見ていると富山県立高岡南高校で3年生全員がこのままでは来春卒業出来ないと報道していた
その訳は
「2科目履修する必要がある地理歴史の授業を1科目しか履修していないのだそうである」
校長の説明だと「受験勉強に関係ある科目に絞り学習に専念したいとの学生の熱意に負けた」とか
おいおい待てよ! 爺の様な素人でも直ぐ思い浮かぶ:
1)学校には教務主任がいて必修科目を1学年全員が落とすなんて考えられない
2)必修科目は1-2学年から学習するはずで今年の卒業生や、今の2年生はどうなのか
3)誰がどうしたのでこの様な話が分かったと報道されるのか
4)校長の反省の態度が真摯に見えない
という事で必ず裏があると思い経過を見る事にした
24日の夜から新聞やTVが続報を伝える
1)学校長が承知で必須科目の「世界史」を履修させていない
2)そもそも「世界史」は2年での履修科目であった
3)この話は今年の問題でなく以前からあったので今年春卒業した生徒は「世界史」を履修しないで卒業している
4)校長は確信犯なので反省がとても反省に見えなかったわけだ
5)当然だが今の3年生は50分70駒の「世界史」を卒業までに補講を受けねばならない
昨日夜の報道では高岡南高校の様に必修科目を漏らしている高校を調査したら目下
11県65校ある
盛岡一高の校長は「今でもこのやり方(必修を落とし受験科目に絞る)が良いと公言してはばからない」
教育基本法の精神等と言う前に公立高校の一部は「大学入試のための予備校」に過ぎないと自ら言っているのである
視野の広い人間として学生を世に送り出す教育者としての理想も責任も感じさせない言葉だ! (高校)学校教育はすぐ大学入試に役立つ人間を即席培養したり会社で使える人間を育成するのが目的ではないはずだ
TVは補講が必要な学生を映し出し「受験前の追い込み時期に70時間も必要の無い科目に時間を取られて痛い」とのコメントを幾つも垂れ流していた やるべき事をやるべき時にやっておかないと必ずそのつけは支払わされると言う事を若くして知った事は今後の人生に役に立つよ!
さて学校側は組織的に必修科目を履修させず卒業証書を出していたわけだから学生の履修表の原簿は嘘を書き入れていたという事であろうか
先生が嘘をついたり警官が泥棒をやったら社会秩序は保てない 県の教育長は学校からの報告は信頼ベースの様な答弁に終始していた これからは必修科目の履修の有無は点検や検証が必要になろう
役人のいい加減さの一つであろう ところで高岡南高はどうして嘘がばれたのだ?
更に報道では1994年に「世界史」が必修科目になって以降、合わせてゆとり教育とやらで授業日数が減る環境が現出した 加えて公立校でも大学進学率が学生呼び寄せの目玉にならざるを得なくなった そこで地方ベースでは「世界史」履修の無視が問題になっていたのだと
だとすれば教育長が知らなかったでは済まな問題が(いじめの問題とは別に)教育界に内在している
文部省による調査報告が27日に求められている 更に驚く数が「必修科目を履修しない」と出るのであろうか? 多分もっと増えるのであろう
読売新聞:
高校で卒業に必要な必修科目が教えられていなかった問題で、全国で少なくとも岩手、山形など11県、65校でこうした履修漏れのあることが25日、読売新聞の調査でわかった。
少なくとも延べ8700人の生徒が卒業のため補習が必要となる。こうした学校の多くは進学校で、大半が教育委員会に必修科目を履修しているかのような虚偽報告を行っていた。
事態を重く見た文部科学省は同日、都道府県などの教育委員会に対し、公立の全高校を対象に、必修科目が学習指導要領通りに教えられているかどうかを調べ、27日までに報告するよう通知した。
今回、履修漏れが判明したのは、岩手(29校)、山形(12校)、福島(10校)、福井(5校)、栃木(2校)、青森(2校)、富山(1校)、石川(1校)、広島(1校)、愛媛(1校)、宮崎(1校)の各県。大半が公立高校だが、私立高校も3校含まれている。 引用終わり