王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

中国特使 米長官と会談

2006-10-13 07:50:49 | 政治
6カ国復帰呼び掛けで一致 中国特使が米長官と会談(共同通信) - goo ニュース

北朝鮮の核実験に対応して13日にも国連で米国主導による制裁案が諮られそうです
北朝鮮の保護者である中国は武力制裁は阻止したいと思っているようです
そこで胡錦濤主席の特使として唐家旋を米国に送りました

早速米国ではライス国務長官はじめ高官と会議が持たれ一部の会議にはブッシュ大統領も臨席したとか 真剣で深刻な内容でしょうね

この米中の会談も結果も踏まえ間もなく制裁案が審議されます(日本時間14日未明)
可決されれば即効性には問題あるでしょうが国際的経済制裁はじっくりと北朝鮮に効いてくることでしょう

さて問題は「船舶の臨検」が認められるか 認められれば米国はどうするか? 国連軍による臨検は纏まりそうも無いから、米国主導の韓日連合による有志連合の臨検が行えるでしょうか? 日本は後方支援で動きそうですね

そうなる前に中国は米国に何を約束し何を反対したのでしょうね
金融制裁に積極的に協力すれば北朝鮮という「やせ馬」に更に重い荷を負わせる事が出来ますがね 中国は「やせ馬」に倒れられては困るのです もう少しおとなしくなってくれれば良いと願う立場なのです 実は日韓も「やせ馬の突然死」は難民の流出を引き起こすので困るのです 「核実験」より深刻な害が周辺国におきます

防衛庁長官は「海上ミサイルの07年度前倒しの拡大」とか語っていますが、その様なハードウエアー(武器や装備)の問題でなく「やせ馬を殺さずおとなしくする方法」を米中ロと日韓が考えなければいけません
制裁案は「六カ国協議」に戻すムチ、叩きすぎは良くありません

まづ決議案の決定内容に注目しましょう

共同通信:
ワシントン12日共同】中国の胡錦濤国家主席の特使として訪米中の唐家セン国務委員(前外相)が12日、ワシントンでライス国務長官、ハドリー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と会談し、北朝鮮の核実験実施発表を受けた国連安全保障理事会での制裁決議案や6カ国協議を含めた今後の対応について協議した。外交筋によると、米中両国は北朝鮮に6カ国協議への復帰を呼び掛けていくことで一致した。
米中外交筋によると、ブッシュ大統領も会談に同席した。唐氏は胡主席の親書を携えており、米側が13日までの採決を目指す制裁決議案の内容をめぐる協議として注目される。
これに先立ち、唐氏に同行している6カ国協議の中国首席代表、武大偉外務次官は12日、共同通信に対し、米首席代表ヒル国務次官補と同日朝に会談したことを明らかにした 引用終わり
コメント (2)
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