王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

スズメ、カゴ越しにえさ

2007-05-22 08:00:24 | 社会
立てこもりの上警官射殺や高校生が母親の首を切断したり殺伐な事件が新聞の紙面に溢れています
少し古い話になりますが、ほのぼのとするお話を紹介します

大阪府旭署のエレベーター式車庫に子スズメが閉じ込められたらしい 「チュンチュン」と声が聞こえる親鳥が周辺を飛び回っていて署員が気づいた
その時は車庫内に子スズメは見つからず、翌17日になり基底部に潜り救い出した

子スズメはぐったりしてえさを取る力も無く、死んでしまうのでないかと危ぶまれた 子スズメを育てた経験のある署員の発案で「カゴを庁舎の外に置いた」
すると親鳥が飛んできてカゴの外のえさを口移しで与えるようになった
(すっかり元気を取り戻したので)2-3日後には離す予定との事

19日の夕刊記事であるから子スズメは「かごの鳥」から開放されているかもしれない

鳥にはやさしい大阪人と茶々を入れているブロガーがいた
その心は:紙面ではスズメの話の左となりに「バイクのヘルメット入れに幼児を閉じ込め死亡させた母親とその母の再婚相手が逮捕された」話しが貼り付けられていた
つまりスズメ以下の人間がいると「皮肉の効いた」紙面構成になっている

朝日新聞:
大阪市旭区の大阪府警旭署で、車庫の地下部分に落ちた子スズメが署員の手で救出された。保護されたかごの中でぐったりし、署員をやきもきさせたが、かごを外に出すと親鳥と見られるスズメが現れて金網越しに口移しでえさを与え始めた。子スズメはすぐに元気を取り戻し、羽ばたきの練習も始めている。
子スズメがエレベーター式車庫の地下部分に閉じこめられたのは16日夕のこと。「チュンチュン」という泣き声が聞こえ、親鳥が周辺を飛び回っていたことから署員が気づいた。車庫内を捜し回ったがなかなか見つからず、翌17日になって1人が基底部に潜って救い出した。

 一時はエサを与えても食べる力がなく、署員たちは「死んでしまうのでは」と危ぶんだ。しかし、自宅で子スズメを保護したことのある総務課の田上哲夫課長の発案でカゴを庁舎の外に置いたところ、親鳥が飛んできてカゴの外のエサを口移しで与えるようになったという。(引用終わり)
写真:子スズメにえさを与える親スズメ 朝日新聞
コメント (4)
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