王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

中日53年ぶり 日本一

2007-11-02 09:15:14 | スポーツ
中日53年ぶり日本一、MVPは中村紀(読売新聞) - goo ニュース

日本シリーズ第五戦は日ハムはダルビッシュ、中日は山井の先発で始まりました。
なんと山井が好投で8回まで無失点。9回には岩瀬の登板でこれも0点に押さえたった1点を守り53年ぶりに日本一の栄冠を手にしました。
中日のファンの皆さん!おめでとう御座います。
落合監督と選手の皆さん 良かったですね

ここで前にも書きました落合ネタをもう一度。
爺は若い頃サラリーマンで1980年代の終わり頃は名古屋に単身赴任していました。
住まいは借り上げ社宅でした。爺が自分で探してきた部屋ですよ。
地下鉄本山駅を猫が洞公園に向かって5-6分も歩いた猫が洞3丁目の裏通りに4階建てのマンションがありました。閑静で近くには小さなマーケットがあり暮らし易い場所でした。
大家さんはお婆ちゃんで4階に住んでいて家賃はそこに届けるという素朴な形態でした。
1年も経った頃でしょうか突然大家が変わるとの通告がありその人は野球選手の落合だと分かりました。
その頃は未だバブルで恐らく落合も投資を兼ねてビル毎買ったようです。
1階に2LKが二部屋つつあったのですが、1階は二部屋をぶち抜き落合邸に大改装
それが済むと落合夫婦と息子さんが越してきました。
初冬のある日家内が来ている折、中年の婦人がねんねこ半纏に子供をおぶり後ろにおじさんを連れています。
話を聞いてみると大家さんの落合とおばさんは信子夫人、背中は福志君でした。
信子さん一人が喋り捲り、落合は信子さんに促されて「あーこれー」とか言って
(挨拶代わりに)缶ビール半ダースをくれました。

落合邸が完成すると週刊誌が嗅ぎつけて爺の部屋にも電話取材がありました。
はははは
爺は「巨人ファンだから別に嬉しくも晴れがましくも無いーーー」なーんて答えたら「落合邸の上に巨人ファン」なんて記事が出ていたようです。
もう18-9年経ちますかね。
昨日優勝が決まり帽子を脱いだ落合監督の頭は5分刈りの坊主頭 天辺は薄かったですよ

ゴールデンレトリバーという茶色い大きな犬を飼っていました。
爺は二階の窓から賞味期限切れのソーセージを投げてやったものです。
もう生きていないでしょうね。あのマンションはどうなりましたかね? 懐かしい思い出です。

さて9回で好調の山井を岩瀬に代えた落合采配を批判する人がいるようです。
爺はプロの采配で勝つためにはこれだ!と見えて納得しています。
昔は川上野球とか広岡野球は(硬すぎて)面白くないと言われました。
1点差を守りあと1イニングで53年ぶりの日本一になるかならない時に、貴方ならどうするかという事なのでしょうね。


読売新聞:
プロ野球の日本シリーズ第5戦が1日、ナゴヤドームで行われ、中日ドラゴンズが1―0で北海道日本ハムファイターズを破り、対戦成績を4勝1敗として、1954年以来、53年ぶり2度目の日本一に輝いた。

 セ・リーグ所属球団の優勝は2002年の巨人以来、5年ぶり。中日はレギュラーシーズンで2位ながら、今季からセ・パ両リーグで導入されたクライマックスシリーズを勝ち抜き、リーグ覇者以外で初のシリーズ制覇となった。

 中日は第1戦を落としたものの、第2、3戦で打線が爆発。第5戦では、先発の山井大介が8回を一人の走者も許さない見事な投球を見せ、九回は抑えの岩瀬仁紀が三者凡退に仕留める「完全リレー」で4連勝を飾った。最高殊勲選手(MVP)には中日の中村紀洋内野手(34)が選ばれた。(引用終わり)
コメント (8)
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インド洋給油部隊 撤収命令

2007-11-02 06:21:27 | 政治
テロ特措法が期限切れ インド洋給油部隊に撤収命令(朝日新聞) - goo ニュース

報道によれば海自の「インド洋補給部隊」に1日午後3時石破防衛大臣より撤収命令がだされたそうだ。
補給艦ときわと護衛艦きりさめは寄港の途についた。
2001年12月からざっと6年一人の死傷者も出さずに撤収できたのだからまずは良かった良かった。

2001年9.11テロに対処する為泥縄で作られた「テロ特措法」であったが、民主党を始めとする野党の反対を説得できず失効した。

「テロ特措法」成立以降、イラク戦争が起こった。海自の補給部隊がいる海域には米海軍の攻撃戦力(航空母艦群)がいてイラクにもアフガンにも作戦行動を取る。この様な状態ではインド洋上での補給行為が「アフガニスタンにテロリストが潜入する為の海上阻止行動」と厳密には区別しがたい。
その一つの例が米国補給艦ペコスに海自が補給した重油とジェット燃料が空母キティホークに再給油された。この油はイラク用かアフガン用か?
TVタックルでよくお目にかかる政治評論家?三宅久之氏によれば「一旦給油した後は分かりはしない(のだから補給行為は)それで良いのだ」との発言を繰り返す。
保守右翼は涙が出るくらい有り難いお言葉であろう。しかしそれでは政治評論にはならなかろう。
「テロ特措法」の趣旨を生かすなら「他国の補給艦には給油しない」とか「支援地域をイラクにまで広げる」或いは「同一海域にイラク攻撃部隊が居る限り補給しない」とかいろいろ法律を整備しないと文民統制にならない。
その他海自の給油を受けた後、シンガポール経由で米国に引き上げた米国駆逐艦がいたとか。これなど爺には艦船の交代は作戦の一環だから止むを得ないとおもうけども

まあ非常に大雑把から重箱の隅を突付くまで意見は広範囲に渉る。
当初爺は民主党党首小沢氏は暗殺されるか金か女の大スキャンダルでも米国筋から漏れ出るかと恐れたが、目下その気配は無い。

9.11の延長線で落ち目のブッシュに乗るか?付き合いは程ほどにして新しい潮目を探るか? 国際国際と騒ぐなら大切な時期であろう。
国内的には安倍内閣が参院選挙惨敗の結果を受けて「解散総選挙」を行わなかった所に問題が有るのだから、福田総理が解散総選挙を決意しない限り「新法」の成立は困難でなかろうか?

さてこの作戦6年間で燃料給油49万キロリットル。軽油溜分が中心として50000/KL
(日本での税金は掛からない)シンガポール渡しとすれば:
50000/klX49万kl=245億円前後と見積もった
報道によれば燃料だけで220億円を上回ったとある。当たらずと言えど遠からず。

誰が調達したのであろうか? 随契であろか?
イラクでは空自の輸送部隊が活動中である。 何時まで続けるのであろう?

朝日新聞:
インド洋で海上自衛隊が補給活動を行う根拠となってきたテロ対策特別措置法が2日午前0時(現地時間1日午後7時)で期限切れとなった。石破防衛相は1日午後、海自の補給艦「ときわ」と護衛艦「きりさめ」に撤収命令を出し、両艦船は日本に向け出発した。01年12月から6年近く続いた給油活動は、活動再開のめどが立たないまま中断に入った。

 福田首相は1日、海自の撤退について「国際社会の連帯において責任を果たしていくためには、補給活動の継続がぜひとも必要。可能な限り早期に再開できるよう、補給支援特措法案の速やかな成立に向けて全力を尽くす」との談話を出した。

 撤収命令を受けた「ときわ」艦内では日本時間1日夕(現地時間1日午後)、「長期間任務を遂行してきた諸官らの労をねぎらいたい。全員無事に帰国することを願う」と訓示する石破氏のビデオ映像が放映された。(引用終わり)

写真:補給艦 ときわ

コメント (6)
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