王様の耳はロバの耳

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2次補正案 衆院通過

2009-01-14 07:47:48 | 政治
第2次補正案衆院通過、政府「つなぎ法案」提出検討(読売新聞) - goo ニュース

2兆円規模の第二次補正予算案が衆院の予算委員会と本会議を与党の筋書き通り通過しました。
少し違ったのは予算委員会で自民党の村田氏が無断でカメラを持ち込み議運の話し合いの場を撮影してカメラを没収されたトホホな話と本会議では同じく自民党の松浪健太氏が採決を棄権した事です。後者は後で負の影響が出てくるかもしれない。

さて読み筋通りに自民党を離党した渡辺喜美氏だが「義命」により自民党を離党したと会見していたが「麻生氏では天下りが止められない」と発言する以外「どんな日本を作る政党にするのか」「誰と行くのか」がはっきりしない。

暮れに「一人で党を出るのを裸一貫型」と分類し「ハイリスクハイリターン」と補足していたのを思い出す。
彼の離党を金子国交相は「付き合わない」と切り捨て党に忠誠の証を示した。
塩崎元官房長官は「個人として協力してゆく」と含みを残した。
さてどちらの選択が賢明ということになるであろうか?
衆議院で3分の2割れまであと15名。

さてさて「2次補正案」は参院で審議しなくとも30日後の2月12日に衆院優位で自然成立だそうである。
そうなると09年度予算案審議となるが政府は19日に国会提出とか。
まあすんなり審議に入れるわけも無くすったもんだしている内に2月の初旬。また内閣支持率がマスコミから発表される。

米国はオバマ政権の発足があり雇用促進に期待は膨らむが「イスラエル対パレスチナ」で中東は焦げ臭い。
ちゅー事は国内外共にばら色にはなりそうもない。
厳しい大寒になりそうである。


読売新聞:
2兆円規模の定額給付金を盛り込んだ2008年度第2次補正予算案と関連法案は、13日夜の衆院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参院に送られた。

 民主党は採決前に本会議を退席し、参院での審議にも当面、応じない方針だ。政府・与党は近く国会に提出予定の09年度予算関連法案が、野党の抵抗で年度内に成立しないことに備えて、関税の軽減措置などを延長する「つなぎ法案」の提出準備に入った。

 2次補正は参院で採決が行われなくても、憲法の規定により、2月12日に自然成立する。2次補正の一般会計総額は4兆7858億円で、定額給付金事業のほか、中小企業の資金繰り支援などに約4900億円、緊急雇用創出事業に1500億円などが主な内容。

 13日夜の衆院本会議に先立ち、野党が提出した定額給付金分を削除する修正案は、衆院予算委員会などで否決された。

 同夜の衆院本会議では、民主、社民、国民新の野党3党と自民党を離党した渡辺喜美・元行政改革相が08年度第2次補正予算案と関連法案の採決を棄権した。共産党は反対した。自民党でも松浪健太内閣府政務官が「定額給付金は民意から離れている」などとして採決を棄権し、松浪氏は13日夜、政務官の辞表を提出し受理された。

 民主党は採決に抗議して、週内は審議に応じない見通しだ。同党は2次補正と09年度予算案の衆参両院での並行審議は認めないとしており、対決姿勢を強めている。

 政府・与党が検討しているつなぎ法案は、3月末で期限切れとなる関税定率法や租税特別措置法などの適用期限を1~2か月延長する内容だ。牛肉などを輸入する際の関税の軽減措置や、不動産の移転登記に伴う登録免許税の軽減措置などが含まれ、年度内に成立しないと国民生活に影響が出かねないと判断した。

 政府・与党は13日、09年度補正予算案を今国会で編成することを視野に入れて、追加景気対策の検討に入った。世界規模の金融危機に伴う景気悪化で、日本経済の先行きがなお見えないことから、さらなる下支えが必要だと判断した。麻生首相が、経済状況などをみて最終判断する。首相は10日の内閣記者会とのインタビューで、09年度予算成立後の追加景気対策について、「あり得る」と語った。

 政府は19日に09年度予算案を国会提出する方針。通常国会会期中に09年度予算に続いて、補正予算を編成すれば、異例の対応となる。(引用終わり)
コメント (1)
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