王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

サハリン2のLNG工場稼動

2009-02-19 08:51:52 | 海外
サハリン2のLNG製造工場稼働=日ロ首脳が出席して式典(時事通信) - goo ニュース

爺は「何でロシアの大統領がサハリン迄出向いて支持率の低下が止まらない麻生総理と首脳会談するのか」よく分かりませんでした。

サハリン2の稼動式典があった事を考えるとロシアの国家的イベントに最大顧客の日本の首相を招待し合わせて首脳会談をぶつけたのでしょう。
もちろん外交日程としては首脳会談が先でした。

1年半ほど続いた原油高に振り回されサハリン2もおかしな事がありましたが今となればロシア極東には産出するLNGを受け入れる需要がありません。当然日本と韓国一部が米国に輸出となりました。
中国もLNGでは受けきれないようですね。落ち着くところに落ち着きました。

極東ロシアと日本の経済関係が相互依存で互恵平等になれば「北方4島」の返還も
戦略的判断でなされるかもしれません。
それには日本国内に国民に支持される政権の誕生が大切です。
それにはもう少し時間が掛かりそうです。


時事通信:
【コルサコフ(ロシア)18日AFP=時事】ロシア極東サハリン沖で進められている石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の液化天然ガス(LNG)製造工場の稼働式典が18日、サハリン南部にある同工場で行われた。同工場はロシア初のLNG生産プラントで、サハリン2の事業主体サハリンエナジーによると、年間980万トンを生産、その約65%は日本に送られ、残りは韓国、米国向けとなるという。(グラフィックはサハリン2の全容図)
 式典にはメドベージェフ大統領のほか、日本の首相として戦後初めてサハリンを訪れた麻生太郎首相も出席した。
 麻生首相は、ロシアはアジア太平洋地域における重要なパートナーだと指摘するとともに、両国間の最大の懸案である北方領土問題の解決に向けた交渉を進め、真のパートナーとしてふさわしい日ロ関係を築くことへの強い期待を表明。ロシアのプーチン首相が5月に来日することも明らかにした。
 メドベージェフ大統領は、同工場の稼働によって国際エネルギー市場におけるロシアの立場は強化されると強調した。
 同工場からのLNG輸出は3月から開始され、来年にはフル稼働する予定。サハリン2にはロシア国営天然ガス独占企業ガスプロム、英・オランダ系メジャー(国際石油資本)ロイヤル・ダッチ・シェル、日本の三井物産、三菱商事が参加している。〔AFP=時事〕

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