王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米アカデミー賞 外国語映画賞「おくりびと」

2009-02-24 13:06:34 | 芸能
米アカデミー賞 外国語映画賞「おくりびと」 短編アニメ賞「つみきのいえ」(産経新聞) - goo ニュース

昨日の夜のTVニュースでは画像が入って外国語映画賞に「おくりびと」が入賞また短編アニメ賞に「つみきのいえ」が決まった事を報じていた。
おめでとう御座います。

「おくりびと」は主演の本木雅弘さんが15年も暖めてきた作品だそうで昨日の映像で知りましたが「納棺師の日記」という著書が元でシナリオその他で合意を得るのにさまざま大変な事があったようです。

話は飛びますが昨年爺の友人の葬儀に出た折、導師のお話では「近頃は直送が多くなってこんな立派な葬儀は珍しい」と親族や友人が30数名で送った席で講話がありました。直送とは「病院や施設で亡くなると自宅に戻ることなく火葬場へ」と言う事のようです。
葬儀に300-400万円或いはもっと高額なんて耐えられないのでしょう。

爺の古い感覚で言えば「葬儀屋さん」の仕事の一部であったような気がします。
爺は映画を見ていませんし本も読んでいませんので何とも言えませんが「映画作品がアカデミー賞を取った」という事でTVに「納棺師」という肩書きで関係者が登場しているのに驚きました。
昔映画のゴッドファーザーで息子が銃撃され痛んだ身体を繕う「葬儀屋さん(embalmer?でしたっけ)」を思い出しました。
英題「departures]とは「出発」とか「新機軸」見たいな言葉ですよね?俗語では「葬儀屋」さんみたいな意味でもあるのか?
単に(死での)旅立ちでしょうか?
最後には誰もがお世話になるのですがどういう葬儀にするか考えておかないといけません。

さて短編アニメ「つみきのいえ」は言葉が少なくても判りやすそうですね。
DVDは目下売り切れだそうです。


産経新聞:
【ロサンゼルス=松尾理也】米映画賞の最高峰、第81回アカデミー賞の発表・授賞式が22日、ハリウッドで行われ、外国語映画部門にノミネートされていた「おくりびと」(滝田洋二郎監督)、短編アニメ部門の「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)の日本の2作品がいずれも栄冠を射止めた。短編アニメ賞の日本作品の受賞は初めてで、日本作品の2冠獲得は1955年に「地獄門」が名誉賞(外国語映画賞)と衣装賞を受賞して以来54年ぶり2度目。

 「おくりびと」は、山形県を舞台に遺体をひつぎに納める「納棺師」の姿を描き、今月20日の日本アカデミー賞で10冠を獲得するなど高い評価を受けていた。滝田監督は「世界の人々に映画を見てもらえてうれしい。映画は言葉を超えるということを実感した」と喜びを語った。


 「つみきのいえ」は海面上昇に迫られる家を舞台に、独り暮らしの老人が家族を回想する姿を温かく描き、これまでアニメ関連の国際賞などを数多く受賞している。


 インド・ムンバイのスラム街で育った少年たちの生き方をさわやかに描き、今年の映画賞レースの最有力作品との声が高かった「スラムドッグ$ミリオネア」は下馬評通り、作品賞、監督賞など8冠を獲得した。またバットマンシリーズ「ダークナイト」で悪役ジョーカーを演じながら、昨年1月に急死した故ヒース・レジャーさんに助演男優賞が贈られた。(引用終り)

コメント
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