王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

首相批判鎮静化に躍起

2009-02-21 09:18:36 | 政治
各閣僚、首相批判沈静化に躍起=野田氏ら、ポスト麻生に「無関心」(時事通信) - goo ニュース

中川前財務大臣の辞任で一層自民党の結束が怪しくなっています。
モスクワの記者会見で小泉元総理は改めて「給付金批判」をしたり執行部は「再議決欠席すれば処分」と反撃したり。

09年予算は23日には成立しないでしょうね?!
24日にオバマ大統領と会談する麻生総理は何を話すのでしょうね?
「ヘイ! タロー、チェンジだよ」なーんて言われない様にして欲しいもんです。

それにしても日本の世の中が落ち着いているのに驚きます。
昨年9月中旬にリーマンショックがありそれに端を発して「100年に一度の経済危機」の筈ですのに暴動も米よこせ騒動が起きていません。

09年度予算も「給付金」と抱き合わせにするものですから関連法案の「衆議院3分の2ルール」で押し切れるかどうかまだ分かりません。
カリフォルニア州は「債務不履行」の状態に陥り役人の給料も払えなくなったそうです。日本では「債務不履行」の県も無いようですし国の役人に対する給与遅配なんて気振りも見えません。
国民全員で「いい加減」なのか「淡々」「粛々」と「平時のメニューをこなしているだけで変化にすくんでしまっているのでしょうか?」

ここまでくれば爺が昨秋書いたように「慌ててばら撒き予算を通すよりよく考えて策を練る」方が効果あるように思えます。
もっとも麻生政権は聞き耳持たぬでしょうがね。
もう少し成り行きを見守りましょう。


時事通信:
中川昭一前財務・金融相の辞任を受け、自民党内で麻生太郎首相の退陣論が公然と上がるなど混乱が続いていることに対し、20日午前の閣議後記者会見で、各閣僚から結束を求める声が相次いだ。

 甘利明行政改革担当相は「首相はまさに一心不乱に、景気回復に一点集中して取り組むと(言っている)。そのことが国民の信頼回復につながる道だ」と述べ、結束して麻生政権を支えるべきだと強調。中曽根弘文外相も、自民党中堅・若手らの首相批判について「大変残念だ。一致団結して景気対策に取り組むことが大事だ」と指摘した。

 定額給付金の関連法案を再議決する衆院本会議を欠席するとした小泉純一郎元首相の発言には、塩谷立文部科学相が「最初は(法案に)賛成したから、筋が通らない」と批判。与謝野馨財務・金融・経済財政相は「何も思っていない」と無関心を強調し、公明党の斉藤鉄夫環境相は「この行動(欠席)によって、(首相の)政権担当能力をうんぬんするのは筋違いではないか」と語った。

 一方、石破茂農水相は、「ポスト麻生」に名前が取りざたされていることについて「内閣に対する批判はわたしに対する批判。国家、国民のためになるように全力を尽くす以外は考えるべきでない」とコメント。野田聖子消費者行政担当相も「(ポスト麻生には)関心ない。2009年度予算案成立に全力を傾注している」と述べた。(引用終わり) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする