王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

農水省 農地集積の交付金凍結

2009-09-08 08:23:02 | 政治
農地集積の交付金3000億円凍結 民主の補正見直しで(朝日新聞) - goo ニュース

民主党が衆院選に勝利して直ぐ「09年度補正予算の組み替え」を唱えていましたが動き出したようです。
7日民主党の直嶋政調会長は財務省幹部(丹呉事務次官、主計、主税両局長)と会談、税収見通し、財源確保について話し合った。

恐らく話の主題は「09年度予算の執行状況」であろう。
財務省は8月中に予算は執行してしまったとの事。

その心は「予算の事業を担う団体の基金として支払った」との事。
そう言えば補正予算は急な話で「具体的な使途が決まらないので受け皿の団体を作った」とか非難されていたよな!

受け取った団体は「具体的に使い切っているわけではない」
この分も含め取り戻すのか取り戻せぬのか議論がある。
官僚は「法律が無いとか訴訟になるとか」余分な事をやる気のない返事をしているらしい。

これからどれだけ民主党の担当幹部(大臣)が本気で取り組むかであろう。

面白い事に同日農水省は補正予算に組まれた「農地集積加速化事業費約3000億円」を農家へ交付する方針を決めて「基金」を管理する団体に協力を要請した。

国交省の八ツ場ダム本体の入札中止もあるし消費者庁の1日駆け込み立ち上げもある。
本来7月中旬に麻生総理が衆議院の解散を宣言した時から「政府は選挙管理内閣」になったのであるから「09年度補正予算の8月執行」は行政府の有り方として後日適否を検討して対策を決めねばならない。

さて(幹部)官僚は所管大臣の意思(命令)次第とか。
何処まで自公のバラマキを取り返せるか?
しっかり見守っています。


朝日新聞:
民主党は7日、財務省幹部を国会内に呼び、09年度補正予算の執行状況などを聞き取った。補正の一部を凍結して新規政策の財源をまかなうためで、10年度予算の編成作業が実質的にスタートした。これを受け農林水産省が09年度補正予算の「農地集積加速化事業」の交付を止める方針を決めるなど、霞が関は補正に盛り込んだ基金や事業の執行凍結に乗り出した。

 民主党の直嶋正行政調会長はこの日、財務省の丹呉泰健事務次官、主計、主税両局長らと約1時間協議。税収見通しや、財源の確保策について話し合った。16日の新政権発足に向けて、「引き続き協議する」(直嶋氏)という。
(以下省略)
コメント (1)
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