王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

自民党は首相指名 若林氏に 

2009-09-09 08:21:15 | 政治
首相指名も「困ったときの若林」 後始末農水相3度(朝日新聞) - goo ニュース

昨日夕刻と夜のTVで自民党の両院議員総会の様子をかなり詳しく報道していました。公開だったのですかね?
それは兎も角16日の「首相指名」に「麻生太郎」の名前だけは書きたくない自民党の議員が「白票を投票」から「若林正俊」氏の名前を記入する事で決まりました。

白票と若林とどれだけの差があるのでしょう?

細野幹事長の「若林」で賛否を問う直前の若林氏の発言は的を得ていました:
私の名前に大きな意味はありませんその様に決まれば従います。
組織の一員として突然の指名そして混乱の中でしっかりした状況の認識と役割の受け入れ。
なかなかのものです。
複数の新聞が困った時の若林と見出しをつけていました。
07年5月の松岡農水相自殺の後、臨時大臣8月絆創膏赤城大臣と交代赤城大臣が事務所費問題で辞任で二度目の臨時大臣そして遠藤農水相が補助金不正受給で8日で辞任のため3度目の臨時ご奉公でした。
それを踏まえての金看板?の様です。

そもそもが16日までに麻生氏に代わる党首の候補名さえも挙がらないのですから「白票」に代えて「若林」と書いたからと言って選挙民(自民党支持者)に責任を果たしたことになっていません。

自民党が解党的出直しをするつもりなら“政治評論家「三宅久之」氏がTVタックルで2週に亘り主張している「鳩山」と書け”は兎も角として自民党員がこの人と信じる議員の名前を書く方が目先の団結を見せるより自立していると思うのです。
この様な目くらましで済むと思っている自民党議員達はまだまだ反省が足りないようです。
総裁選を見守りましょう。


朝日新聞:
困った時の若林――。16日の首相指名選挙で自民党が投票することになった若林正俊参院議員(75)は、トラブルが続いた安倍政権下で「後始末役」として、約3カ月の間に3度も農水相に「就任」した経歴の持ち主だ。

 「新体制を作るまでのスタート台として一致結束する必要がある。私の名前に大きな意味はありません」。議員総会後、若林氏はやや戸惑ったような表情で報道陣に語った。(以下省略)

コメント (1)
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