王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

鳩山首相 国連で演説

2009-09-23 07:54:30 | 環境
鳩山首相、温室ガス25%削減目標を国際公約として明言(トムソンロイター) - goo ニュース

鳩山政権発足後オバマ大統領との会談に向けて出発した鳩山総理であったが秋の国際的首脳外交日程に絡め取られ22日朝ニューヨーク到着早々「中国の胡錦濤主席」との駆け足会談になり面通し(ご機嫌伺い)が終わったようだ。

午後には国連気候変動サミットで演説:
温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で25%削減すると明言した。

11分間 英語の演説であったそうです。

当然の事なのだがこれには世界のすべての主要国による、公平かつ実効性のある国際枠組みの構築が不可欠と前提条件が付くのだが25%削減が一人歩きするのであろう

すべての主要国とは米国中国インドが狙い目で彼らを排出量削減の枠組みに追い込む或いは囲い込む具体的な手段がある訳ではない。

日本の温室効果ガスの排出量は世界の4%だそうである。
「友愛」とは判りにくい言葉だが「身を殺して仁をなす」なんて言葉に近いのかも知れない?
しかし今の日本の庶民は「わが身を殺す」には厳しい状況にある。
鳩山首相の世界に向けてのリーダーシップ発言で益々生活が困窮しないよう気配り手配りをお願いしておきます。
しっかり見守らないといけない課題になりそうです。


トムソンロイター:
[国連 22日 ロイター] 鳩山由紀夫首相は22日、国連気候変動サミットで演説し、温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で25%削減すると明言した。

 「世界のすべての主要国による、公平かつ実効性のある国際枠組みの構築が不可欠」と述べ、主要国による目標の合意が前提との考えを示した。

 さらに途上国も「温室効果ガスの削減に努める必要がある」とした上で、途上国向け支援に関する原則として「鳩山イニシアチブ」を提唱した。

 先進国が「相当の新規で追加的な官民の資金」で貢献すべきとしたほか、排出削減の検証可能なルールづくりを提案した。また、技術移転を促進するために、知的所有権の保護と両立する枠組みが必要と指摘した。(引用終わり)

コメント (4)
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岡田外相 クリントン国務長官と会談

2009-09-23 06:52:19 | 政治
岡田外相がクリントン米国務長官と会談、米軍再編で協議継続へ(トムソンロイター) - goo ニュース

岡田外相が鳩山総理の露払いと言う訳でもないだろうが渡米して21日(日本時間22日)ワシントンでクリントン国務長官と会談した。

実は鳩山政権が発足すると直ぐにキャンベル国務次官補が来日しており岡田外相とは相当突っ込んだ話をしていた。
漏れてきた話は「在日米軍の基地再編(特に普天間の移設)」は協議はするが交渉はしない。つまり自民党政権との合意は変更できないが多少の変更は話し合いに応じるかもと言う事。「インド洋の給油撤退」が有るなら代替案を示せという事であった。

会談の記者向け会見でクリントン国務長官の発言は「日米同盟は堅持された」「在日米軍再編は協議する」とは上に述べた意味である。同じ事をキャンベル国務次官補が再度発言している。
8月初の雑誌Voiceに乗った鳩山氏の寄稿を「米紙が切り貼りし」それを元に共和党時代のジャパンハンドラー(猿回しならぬ日本回し)が鳩山は反米だと脅しの声を上げたが民主党政権は落ち着いて鳩山政権を捌いたと言えよう。
鳩山政権の声など「北の将軍様の要求」に較べたら微笑ましい位だ。
「アフガンに兵力を増派して勝利の展望があるんですか?」と岡田氏が米側に発言していたら愉快だけど。
社民党を抱えつつこの辺りの制約を上手に使って対米盲従でない関係を作ってください。お願いします。


トムソンロイター:
[ニューヨーク 21日 ロイター] 岡田克也外相とクリントン米国務長官が21日、ニューヨークで初めて会談し、在日米軍再編問題などについて意見を交わした。

 日本側の関係者によると、岡田外相はクリントン国務長官に対し、同問題については新政権内で検討中で、米政府と緊密に調整しながら協議を進めたいとの意向を伝えた。

 一方、キャンベル米国務次官補は記者団に「われわれが対話プロセスにコミットしているということを明確にする必要がある」と述べ、再編問題について日本側と協議していく姿勢を示した。
(引用終わり)

写真:
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