王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

改造内閣 今夕発足

2011-01-14 08:10:09 | 政治
与謝野氏は経財相 大畠氏は国交相 海江田氏は経産相(朝日新聞) - goo ニュース

昨日13日TVニュースで民主党大会の様子や改造人事の話が取りざたされていました。
党大会は「発言や質問を禁じていた」そうで波乱含みのままお開き。
改造人事の方は:
仙石氏に変えて枝野幸男幹事長代理が官房長官に起用決まったそうです。
もう一つの肝は与謝野馨・元官房長官が経済・財政担当相に起用した事です。
与謝野氏はつい先日「たちあがれ日本」の共同代表であり「民主党との連立に動いていた方」です。当然の事ながらこの日午前たちあがれ日本を離党しての入閣です。
与謝野氏の起用で:
海江田万里経済財政担当相が→経済産業相に
大畠章宏経済産業相が→国土交通相に横滑りです。ついでながら馬渕国交相は閣外で仙石氏と馬渕氏の問責決議に答えた形です。
また仙石官房長官が兼務していた法務大臣は江田五月氏の就任が内定。
この異動で党関係の人事は:
仙石氏は代表代行、
鉢呂国体委員長が→安住淳防衛副大臣と交代するそうです。

TVの解説を聞いていると菅首相は「最強内閣を作るため」の改造と言ってましたが漸く「やりたい様にやる」と意思が出たのでないかと言ってました。
その意思とは:
その1;小沢氏と一線を画しなお党の分裂を避ける
その2;与謝野氏の起用により消費税率の値上げを図る
その3;与謝野氏を柱に自民党や公明党との意思疎通を図る
事などだそうです。
さて絵に書いた様に行くでしょうか?!

浜爺はこれまでに何度も書いてきましたが日本の財政は「900兆円にも及ぶ赤字国債の処理に言及しないで、消費税率アップ程度の継ぎ当てで解決できる状態でありません」

海江田氏と与謝野氏は選挙区が同じでまた火種を残しました。また枝野氏は先の参院選の選対委員長で大敗の責任を取って副幹事長だった人です。あれやこれや思いつき人事と批判が止みません。
与謝野氏に対しても政治家としての行き方に批判が集まっています。
さて菅首相の思いが機能するかさらに平成23年度予算を質に取られ立ち往生解散か目が話せません。


朝日新聞:
菅直人首相(民主党代表)は13日、たちあがれ日本を離党した与謝野馨氏を経済財政担当相に起用する方針を固めた。海江田万里経済財政担当相を経済産業相に、大畠章宏経済産業相を国土交通相にそれぞれ横滑りさせる。また、仙谷由人官房長官が兼務していた法相には江田五月前参院議長の就任が内定。党役員人事では、仙谷氏を代表代行、鉢呂吉雄国会対策委員長の後任に安住淳防衛副大臣を充てることを決めた。

 首相は13日夜、官房長官に内定した枝野幸男幹事長代理、続投が決まった岡田克也幹事長と3時間半にわたり首相官邸で会談。内閣改造と党役員人事を調整した。
(以下省略)
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