王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

宮崎県 鳥インフル41万羽処分

2011-01-24 08:36:49 | 社会
「なぜ宮崎ばかり」 再び鳥インフル、不安に波立つ農家(朝日新聞) - goo ニュース

偶然のなす仕業なのですかね??
宮崎県で東国原知事から河野新知事に交代した21日に強毒性の鳥インフルが発生しましたが早期に1万羽の鶏を殺処分で事なきを得るかと思っていました。
しかし23日には2例目となる鳥インフルが養鶏場に発生しそこを含む養鶏団地の
41万羽の処分が決定しました。

41万羽とは県内でも有数の規模だそうです。
養鶏業者にとっては4年前の悪夢がぶり返すようです。また口蹄疫による被害を思い出させる様です。
この記事には地元の養鶏業者の「隣の鹿児島県ではツルが鳥インフルにかかっても、養鶏場には出ていない。なぜいつも宮崎なのか」との声を伝えています。

本当にそう思いたくなる気持ちが良く判ります。
浜爺が密かに思っていた事があります。
前知事の東国原氏は就任当初こそ一所懸命に努めていた様に見えましたが、その後は東国原氏引退について書いたブログの通りで自分の県外における政治活動に費やされていました。
その結果113万人の頂点に立つ行政の長が「心ここに無い勤めをしているとそこに魔(物)が入り込むのですよ

この見方が正しいかどうかは河野新知事がどれだけ本気で県政に取り組むのかその覚悟と態度で証明されるでしょう。
見守りましょうね。


朝日新聞:
「もう二度とごめんやと思っとったのに」。23日、宮崎県内で2例目となる高病原性鳥インフルエンザの発生に、新富町の養鶏農家は落胆し、声を震わせた。同町では2007年に続き2回目。「なぜ宮崎ばかり」「口蹄疫(こうていえき)みたいに広がるのでは」。防疫態勢が強化される中での続発は、牛や豚など約29万頭が殺処分された昨年の口蹄疫被害を想起させる。

 鶏20羽の死骸が見つかった養鶏場がある新富町の養鶏団地。入り口は消毒用の石灰がまかれて真っ白になり、立ち入りを規制する看板も立っていた。その奥から、無数の鶏の鳴き声や動き回る音が聞こえた。飼育数計約41万羽は「県内でも有数の規模」(県内の養鶏関係者)だという。

4年前、男性の養鶏場は、鶏や卵を出荷できない移動制限区域に入った。毎日、鶏が産む数万個の卵を、長期保存のための段ボール箱に手作業で詰め替えたという。「1日がかりの作業やった。想像するだけでぞっとする。制限が解除されても、二束三文でしか引き取ってもらえない」

 22日に設定された1例目の移動制限区域にはぎりぎりで入らなかった。だが、「1日だけのぬか喜びやった」。

 防疫活動が本格化する中での発生に、宮崎市の採卵農家の男性は「口蹄疫みたいに広がるんじゃないか」と不安だ。「農家はどこも、やれることは全部やっている。隣の鹿児島県ではツルが鳥インフルにかかっても、養鶏場には出ていない。なぜいつも宮崎なのか。県は養鶏場に出入りする運送業者や飼料業者への指導を強化して欲しい」
(以下省略)


コメント
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