王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

阿久根市長に西平氏当選

2011-01-17 08:46:54 | 政治
鹿児島・阿久根市長に西平氏 3選目指した竹原氏は落選(朝日新聞) - goo ニュース

昨日16日阿久根市のリコール市長選挙が行われました。
浜爺も前市長竹原氏の3選なるか?新人西平氏の初当選なるか? 興味がありました。

市議会の反竹原派の数から見ていると「前竹原市長の惨敗でなかろうか?」と思っていたのです。さて結果はどうだったでしょうか?
市長選挙の投票率は82.39%だそうですから日本の様に選挙会の参加を強制されない場所での投票率としては実務上最高の部類でしょう。12-3%の投票率の市長選挙が都下では有りますよ。

さて結果ですが:
西平氏;8509票
竹原氏;7645票 だそうですからその差864票ですから僅差ですよね。

マスコミでは「市長専決を連発」とか県知事も総務相も「専決は無効」とか無法の限りを尽くしている様に見えましたが選挙民の反応はそう単純で無いようです。

市長リコールが成立した昨年12月にも書きました「市民税20億円のうち17億円が議員と職員の給与と手当て」では誰のための市議会かとの竹原氏の主張は強い心棒が通っています。
竹原氏は選挙後敗者の弁で「職員組合に負けた」と述べていましたがこの票差ではそれは多いにあると思いました。

西平新市長には竹原氏が示した問題の核心に迫って市政を正して欲しいものです。
横浜市も社会党の飛鳥田市長以来全会与党とバブル経済のばら撒き財政でバブル崩壊後アップアップの財政が続いています。
是非阿久根市や名古屋市で選挙民の満足する市政を実行して見せて貰いたいものです。
見守っています。


朝日新聞:
 住民投票で市長が解職された鹿児島県阿久根市の出直し市長選は16日投開票され、養鶏会社経営の新顔西平良将氏(37)が、3選を目指した前職竹原信一氏(51)を破って初当選した。「市役所・議会改革」を唱え、議会に諮らずに専決処分を繰り返した竹原氏の行政手法が否定された。当日有権者数は1万9715人、投票率は82.39%(前回は82.59%)だった。

 得票差は864票。先月の住民投票は398票差だった。
(以下省略)
写真:西平新市長

コメント
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