王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

24年度一般会計 90兆3339億円!

2011-12-24 07:23:44 | 政治
6年ぶり減、実質は最大=一般会計総額90兆3339億円―来年度予算案24日決定(時事通信) - goo ニュース

今日24日政府は臨時閣議で2012年度予算案が閣議決定されるそうです。
一般会計総額90兆3339億円となり当初予算では6年ぶりに前年度(11年度92兆4116億円)を下回るそうですがやりくりがある様で見せかけの圧縮の様です。

それはとも角ざっと50兆円の税収に不足分は40兆円(国債利払い込み)を赤字国債で辻褄併せです。加えて年末には1000兆円に達する国債残高を考えるともう財政は破綻しています。

野田政権(民主党)は特別会計約200兆円にもメスを入れる事が出来ませんでした。
これからも無理そうですね。
人間で言えば肥満、高血圧、重度糖尿病を併発している状態です。
この様な状態で「税と社会保障の一体改革」とかで税の不足分が消費税率の上げで埋めようとしています。
年金とか健康保険の様な国民の命と生命を守る制度の維持に「買い物の度に大根一本、ティッシュ一箱、豚こま100グラムに税を掛ける」との発想が間違えています。
欧米でも消費税はあるからなんて言い訳は「財務官僚のお粗末さの反映です」
「市銭は取ってならない」決まりは信長公依頼日本の伝統です!
沖縄の普天間基地移転、東日本大震災対応、原発事故対策そしてこの予算と税と社会保障の一体改革など どれも感動を呼ぶ決断がありません。
来年は無党派層40%が投票所積極的に足を運ぶような政策を掲げる新党が出て欲しいものです。
無いものねだりですがお願いします。






時事通信:
政府は24日午前、臨時閣議を開き、2012年度予算案を決定する。基礎年金の国庫負担割合を2分の1に維持するための財源約2兆6000億円を一般会計に計上しない「年金交付国債」で賄うことで、一般会計総額は約90兆3339億円となり、当初予算段階で6年ぶりに前年度(11年度92兆4116億円)を下回る。

 ただ、12年度に創設する東日本大震災の復興特別会計に計上する歳出約3兆8000億円を合わせると11年度当初予算を上回り、実質的に過去最大となる。

 野田佳彦首相は23日午後、首相公邸で国民新党の亀井静香代表との与党党首会談と、政府・民主三役会議に続けて臨み、予算案について与党との詰めの協議を行った。民主党は同会議で、八ツ場ダムについて、政府の建設継続方針を容認した。 
(引用終わり)

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