王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

東証 大納会 終値29年ぶり安値!

2011-12-31 08:16:19 | 為替 ドル 株式
ユーロ99円台に、大納会29年ぶり安値(読売新聞) - goo ニュース

2011年の東証大納会は日経平均で8455円35銭(前日比6円46銭高)で取引を終えました。
年初には1万円を超えていたのですから2割近く値を下げたことになります。

個人と法人の含み資産の現象は数十兆円になるでしょうね。
この所ユーロ安ですから欧州向け輸出関連株に陰りが出ているようです。円も対ドルで高含み 76円台が窺えるのでまたゾロ介入騒ぎですかね??
年明けにはEU各国の国債の格付け引き下げが必至の様ですから年初の株価も乱高下しそうです。

国策として「輸出立国」は限界ですね。当然その為の「円安政策」とそれを維持するための「為替介入」そしてその原資である為券(国債の発行)から発想を転換しかつ飛躍させなければいけません。

垂れ流しのドルに対抗するには「もっと国内に円を流さなければいけません」EU諸国の国債の格付け引き下げそして米国債もその匂いありですから日本の国債も2-3年程度利払いを停止すれば欧米国債に連れて格付けが下がります。
それによって「円の独歩高」が阻止されるのですが「海外からの円の信認」を金科玉条(ば○の一つ覚え)としている財務官僚は考えが及びません。
ここ5-6年いやもっと長く大金持ちは株価さげでも大儲けしているのですから「上げ」にしか張れない小金持ちは模様眺めが良いと思いますが「負けが込むと熱くなるのは賭け事の習いです」

じり貧を恐れてどか貧にならぬよう気を付けましょうね。
少し早いですが「どうぞよいお年をお迎えください」
それと三平師匠ではありませんが「体だけは大切にしてください」


写真:クロージングベルを鳴らす佐々木監督と安藤梢選手

読売新聞:
 今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は前日比56円46銭高の8455円35銭で取引を終えた。

 1万円を超えていた2010年末から17%も下落、年末の終値としては1982年以来、29年ぶりの低水準となった。東証1部の株式時価総額はこの1年間で約54兆円減った。

 東日本大震災や欧州危機に加え、超円高による輸出企業の収益悪化懸念が打撃となった。30日のロンドン外国為替市場では円相場が一時、1ユーロ=99円85銭まで上昇、10年半ぶりの円高・ユーロ安水準をつけた。

 東京市場の円相場は、10年末より対ドルで5%上昇し、30日午後5時、1ドル=77円56~58銭で大方の取引を終えた。安全資産として円が買われ、円は対ユーロでも7%上昇した。また、東京電力株の終値は183円と、10年末の10分の1以下となった。主要株価指数はアジアや欧州でも値下がりし、1年間の下落率は香港で20%、上海で22%だった。ドイツでは29日時点で15%安となっている。
(引用終わり)
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