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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「普天間」評価書 沖縄県庁に未明に搬入される!!

2011-12-28 08:04:26 | 政治
「普天間」評価書、沖縄県庁に未明に搬入(読売新聞) - goo ニュース

昨日27日夕刻のTVを見ていたら沖縄県庁を大勢の労働者が囲み一部が県庁に来る貨物車の積荷を点検していました。
防衛庁が発送した「普天間移設に関する環境影響評価書」を積んでないか調べているのですね。
映像ではDHLの配送車が配達を断念引返していましたがそれが2度に亘ったそうです。

浜爺は映像を見ながら「正面に注意を集めて裏口から入る」とか「ピケットが解けたあと(多分夜)入る」手があるなと思っていました。
案の定沖縄防衛局は局長を先頭に今日28日午前4時16箱に上る書類を県庁守衛室に届けたそうです。

この配送阻止作戦は反対派(労組?)の負けですね。年内「評価書」の提出が出来なければ防衛省と野田政権は(対米)面子失墜必至でした。
失礼を省みず言えば御用納めまでは「夜間もピケを晴れなかった反対派の負け」と見るか「反対したとのアリバイ作り」に過ぎなかったのか県外の浜爺には全く判りません。

一方政府側も「沖縄の県民の理解を得て」とか野田首相の言葉が有るのに「アセス」を「宿直室に搬入」とは心無い仕業で今後の反対派との交渉は難航するでしょうね!

さて今日の仲井真県知事はどう対応するのでしょう?
政府の発言では今年321億円の沖縄向け一括交付金を来年度当初1000億円の増額を野田総理の発言で1500億円に上乗せとかで予算が組まれた様です。
沖縄県民の反対の声は高いけど「札束で押さえ込みでしょうか?」

本当の無党派で物言わない沖縄県民の意思は何処にあるのでしょう?
誰がそれを体現しているのでしょう? 
ここをしっかり掴まないと基地問題の解決は難しそうです。
本当は対したので「米軍基地は沖縄にいらない。国内にもいらない」と言えば良かったのですが。
小手先の積み重ねでは解決出来ないでしょうね。
野田首相の宿題の1です。


写真:27日の組合員

読売新聞:
沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に関し、防衛省が26日に県宛てに発送しながら、移設反対派の妨害で届けることができなかった環境影響評価書について、沖縄防衛局は28日未明、県庁舎内に運び込んだ。

 同防衛局などによると、午前4時10分頃、防衛局の車両が県庁に到着し、職員数人が評価書の入った段ボール箱16個を庁舎内の警備員室に運び込んだ。

 防衛省は26日に評価書を発送。27日に配送業者が県庁舎内に運ぼうとしたが、反対派のメンバーに取り囲まれるなどして阻まれていた。
(引用終わり)
コメント (1)
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