改正漁業法が成立、企業参入促す 漁業権を抜本的見直し
先週土曜日の8日未明改正漁業法が参院本会議で賛成多数で可決されました。
改正入管法の審議の遅滞をもろに受けた形でした。
戦後70年ぶりの改正という事で期待される点と不安を訴える点と立ち場により違いがあります。
画期的なのは日本の漁業に「漁獲量の上限を決め、船ごとに漁獲枠を割り当てる管理」にするという点です。欧米では有効な資源管理の手法と認められていましたが日本でも公布から2年かけて実施されます。
軌道に乗ると「日本漁船がものすごく魚を取ったのに漁獲台帳もつけず監視の目(国内外を問わず)を逃れれば取り得く」なんて事はなくなって行きます。
一方、地元漁協優先でなく新規参入が認められると「大手資本が漁場に入り良い時は良いが儲からなくなると撤退」となれば地元は荒れます。このケースは現在も続いている大手デパート、スーパーの不採算からの撤退ではっきりしています。
さて中国や台湾あるいは韓国の漁船が魚資源を取り巻くる前は日本も世界の魚を取り巻くっていました。
ついに世界規格に沿って漁業資源保護に取り組む時が来た気がします。
改正が上手く行って地元も儲かる、漁業資源も保護されるようになると良いのですが!!
しっかり見守りましょうね。
写真:問題点(ネットより)
朝日新聞:
水産資源管理の強化や養殖業への企業参入の促進をめざす改正漁業法は、8日未明の参院本会議で賛成多数で可決され、成立した。運用の仕組みなどを定め、公布から2年以内に施行する。漁業権制度を含む抜本的な見直しは約70年ぶり。
養殖などの漁業権では、地元を優先するルールを撤廃。漁業者から懸念の声もあり、野党側は「現場に混乱と対立をもたらしかねない」「急ぐ必要はない」などと批判していた。
1949年に制定された漁業法は、漁業の基本的なルールを定める。今回の改正は「漁業の成長産業化」を掲げ、政府の規制改革推進会議の議論を反映させる形で進めてきた。(山村哲史)
(引用終わり)
先週土曜日の8日未明改正漁業法が参院本会議で賛成多数で可決されました。
改正入管法の審議の遅滞をもろに受けた形でした。
戦後70年ぶりの改正という事で期待される点と不安を訴える点と立ち場により違いがあります。
画期的なのは日本の漁業に「漁獲量の上限を決め、船ごとに漁獲枠を割り当てる管理」にするという点です。欧米では有効な資源管理の手法と認められていましたが日本でも公布から2年かけて実施されます。
軌道に乗ると「日本漁船がものすごく魚を取ったのに漁獲台帳もつけず監視の目(国内外を問わず)を逃れれば取り得く」なんて事はなくなって行きます。
一方、地元漁協優先でなく新規参入が認められると「大手資本が漁場に入り良い時は良いが儲からなくなると撤退」となれば地元は荒れます。このケースは現在も続いている大手デパート、スーパーの不採算からの撤退ではっきりしています。
さて中国や台湾あるいは韓国の漁船が魚資源を取り巻くる前は日本も世界の魚を取り巻くっていました。
ついに世界規格に沿って漁業資源保護に取り組む時が来た気がします。
改正が上手く行って地元も儲かる、漁業資源も保護されるようになると良いのですが!!
しっかり見守りましょうね。
写真:問題点(ネットより)
朝日新聞:
水産資源管理の強化や養殖業への企業参入の促進をめざす改正漁業法は、8日未明の参院本会議で賛成多数で可決され、成立した。運用の仕組みなどを定め、公布から2年以内に施行する。漁業権制度を含む抜本的な見直しは約70年ぶり。
養殖などの漁業権では、地元を優先するルールを撤廃。漁業者から懸念の声もあり、野党側は「現場に混乱と対立をもたらしかねない」「急ぐ必要はない」などと批判していた。
1949年に制定された漁業法は、漁業の基本的なルールを定める。今回の改正は「漁業の成長産業化」を掲げ、政府の規制改革推進会議の議論を反映させる形で進めてきた。(山村哲史)
(引用終わり)