王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

石原氏の参与辞任に自民、危機感…野党は首相の任命責任追及へ

2021-12-11 09:22:26 | 政治
今月の3日に政府が内閣官房参与に起用する人事を発表するや、すぐお友達同士の助け合いだと岸田首相による石原伸晃氏を内閣参与(観光立国担当)に任命に非難の声が上がりました。そして7日にAERAdot.が特報した、内閣参与の石原伸晃氏がコロナ関連助成金である「雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金」を約60万円受給していた問題を受けて非難はより盛んになりました。自民党内からも世耕参院会長や福田総務会長ら大物からクレームが付いたのは元より野党は「岸田首相の任命責任」を問うと大騒ぎになりました。石原氏当人は「助成金返還」で納めたかったようですが、党寄りの圧力で詰め腹を切らされ「辞任」を申し出た様です。自民党内では他に副大臣が助成金の申請をすましたようです。
これで「内閣参与」問題は蹴りをつける気でしょうが、石畑氏も「やる事がセコイですよね」。岸田首相のこの程度の人とのお友達と言う事で「人物鑑別能力」に疑問が付いたのは間違い有りません。

写真:雇用調整助成金の 仕組み

読売新聞オンライン:
政府・与党は、石原伸晃・元自民党幹事長が、自らが代表を務める政治団体による雇用調整助成金の受給問題で、内閣官房参与を辞任したことに危機感を強めている。同様の事例が相次げば、世論の批判が高まりかねないとみているためだ。岸田首相は石原氏の早期辞任で幕引きを図りたい考えだが、野党は首相の任命責任を含めて追及する方針だ。
 石原氏が代表を務める「自民党東京都第八選挙区支部」は2020年4、5月に計60万8159円を受給していた。10日には、大岡敏孝環境副大臣が代表の「自民党滋賀県第一選挙区支部」も、20年に約30万円を受給していたことが判明した。新型コロナウイルスの感染防止対策として私設秘書ら5人を休業させたため申請したという。大岡氏は10日、記者団に「手続きは適正に行われており、ミスも不適切なこともない」と主張した。その後、助成金を返金する考えを示した。
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日大「永久に決別」宣言も田中色払拭なるか

2021-12-11 08:54:42 | 社会
日大の前理事長が所得税法違反容疑で追及され。同夫人迄脱税容疑で追及されようかという状態の様です。そんな中昨日10日日大は日大本部で理事長を兼任する加藤直人学長(70)は「日本大学は田中前理事長と永久に決別し、影響力を排除する」と述べ、一連の事件について謝罪。「新しい日本大学を築いていく」と強調したと報じられましたが、浜爺の様な素人が見ても「そんな簡単にきれいごとですむのかなー?」と思いました。理事会には今でも田中前理事長に選ばれた理事者が残っている訳ですし、理事者を推薦できる校友会や評議員会でも同様だと産経の記事は述べています。
「加藤学長! 貴女も田中理事長派でなかったのか?」と鋭い質問が飛んだそうです。理事会を前理事長田中氏が仕切っていたなら、加藤学長も「永久に決別」とは言いにくいセリフですよね。それだけ「改革に意欲が有る」決意表明だとしたら、田中派排除の道筋を明らかにしなければ行けません。
日大のガバナンス(統治能力)については文科省も厳しく見守っているでしょうから、しっかりと手を打つことを願っておきます。

写真:田中前理事長が逮捕された事を受け、謝罪する(左から)日本大学の加藤直人理事長、渡辺武一郎副学長、長倉澄監事=10日午後、東京都千代田区の日本大学本部(春名中撮影) 

産経新聞:
所得税法違反容疑で前理事長の田中英寿(ひでとし)容疑者(75)が逮捕されたことなどを受け、日本大学は10日午後、日大本部(東京都千代田区)で記者会見を開いた。理事長を兼務する加藤直人学長(70)は「日本大学は田中前理事長と永久に決別し、影響力を排除する」と述べ、一連の事件について謝罪。「新しい日本大学を築いていく」と強調したが、5期13年に及ぶ田中容疑者の支配で築かれた「田中色」を払拭するための課題は山積している。
日大の記者会見は、東京地検特捜部が9月に強制捜査に乗り出して以来、初めて。
加藤氏は会見の冒頭、田中容疑者が逮捕、元理事の井ノ口忠男被告(64)が逮捕、起訴されたことについて「前代未聞の出来事」とし、深く頭を下げた。さらに、長期にわたりトップに君臨した田中容疑者について「今後一切、日本大学の業務に携わることを許さない」とした上で、退職慰労金などを支給しない方針を明らかにした。
一方、日大付属病院をめぐる2つの背任事件の舞台となった日大関連会社「日本大学事業部」について「清算も視野に対応する」と言及。再発防止に向けて外部有識者を中心とする「再生会議」を立ち上げ、来年3月をめどに改革案をまとめるとした。
また、背任事件で起訴された井ノ口被告に損害賠償請求を検討していることも明らかにした。
一連の事件を通じて浮かび上がったのは、日大のガバナンス(組織統治)不全と、理事会の形骸化だ。
加藤氏もこの2点が背任事件の背景にあると認めた上で、理事会について「報告会になっていた」とし、「(田中容疑者が)理事の選出にある程度の権限を持ち、優先される体制を築き上げてしまった」などと述べた。
また、会見では、理事会による大学運営をチェックする評議員会と、日大のOB・OG会にあたる「校友会」のあり方も問題視された。
田中容疑者は校友会の会長も務める。校友会からは理事6〜8人を選出することになっており、今月3日の理事会で田中容疑者の理事職解任に反対した大半は、田中容疑者の推薦で選ばれた校友会出身の理事だったという。加藤氏も「(校友会の)基盤で前理事長が大きな力を持っていた」との認識を示した。
「専横な支配を許さない」などと強い言葉で田中体制からの刷新を誓った加藤氏。ただ、田中容疑者の妻が経営するちゃんこ料理店に大学幹部が足しげく通っていたことを指摘されると、「年に3、4回、新年会や暑気払いで行った。1人で行ったことはない」と述べ、癒着ではないと否定した場面もあった。
会見では、理事や評議員の選出過程の見直しに着手する方針も示されたが、新体制の改革の行方は見通せない。日大関係者の間では、「評議員会や校友会には田中容疑者に近い人間がまだ多い」とし、田中容疑者の〝返り咲き〟を警戒する声も少なくない。
(引用終わり)
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10日 NYダウ平均 216ドル高の3万5970ドル

2021-12-11 07:19:52 | 為替 ドル 株式
【 ニューヨーク=小林泰明】10日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比216・30ドル高の3万5970・99ドルだった。 
昨日東京の日経平均が後場に入り、10日発表予定の米国CPIを気にして伸び悩みました。NYはCPIは高めだが想定の範囲内との事でダウ平均は216ドル高、ナスダック総合も上げて引けました。

読売新聞オンライン:
【 ニューヨーク=小林泰明】10日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比216・30ドル高の3万5970・99ドルだった。
10日に発表された11月の消費者物価指数(CPI)は高い上昇率となったが、市場では想定の範囲内と受け止められ、買い注文が優勢だった。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は113・23ポイント高の1万5630・60だった。
(引用終わり)
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