邦人学生の無事確認 大阪出身、横浜国大生か 無法地帯の南東部、イランで誘拐(産経新聞) - goo ニュース
昨日の昼前からイランで邦人が誘拐されたらしいと言う一報を見ました。その後徐徐に様子が分かってきました。
今では横浜国大の4年生が学校を休学して、ネパールで4-6月ボランティア活動した後、(バックパッカーとして西アジアを旅して)パキスタン経由で陸路イラン南東部に入国した所、地域の麻薬密売組織に誘拐され拘束されている事。組織はイラン政府に逮捕されている組織首領の息子の釈放を要求しているらしい事まで判明しています。
爺は邦人が仕事の関係でイランの辺境にでも出向いて不慮の誘拐にでも遭ったらお気の毒の限りだなーと思っていました。
所がこの学生は自分の都合でパキスタンのクエッタから辺境地帯を縫う様にして陸路(恐らく乗り合いバス)でイランのバム遺跡を見物?に行く途中であった様です。
何とも初心(うぶ)というか脳天気呼ぶか、暴走行為と見るか人様々でしょう。
爺はもう少し考えてから行動したらどうであったかと残念に思う次第。
どうやってパキスタンのクエッタ迄たどり着いたか分かりませんが、パキスタン、アフガニスタンそしてイランの辺境地区は必ずしも政府の管理が行き届かないのは大学生なら知っていて良い事でしょう。休学する前からの事実です。そうでなくても9.11以降テロリストと目されるグループとアフガニスタン・パキスタンその他各国政府との抗争。イランの核開発に対する米国やイスラエルの応答。さらにイランによるイラクにおけるシーア派の援助、イラン内部でのシーア派とスンニー派の対立等‥
思い出されるのは2004年民間のボランティアーとしてイラクのバクダードに入り誘拐された3人の日本人です。
この時には自衛隊の撤退まで要求された。「自己責任」という言葉がしばしば使われましたね。爺はどちらかと言うと「自己責任」が重いのでないかと感じていました。その時の官房長官は誰でしたかね?
今回は危険な状況を知っていて、そこに飛び込んだのかどうかは未だ分かりません。しかしイラクの問題3人組に対する学習の効果も中東の危険地区に対する警戒感もどちらかと言えば薄い若者の気がします。
展開がどうなるか分かりませんので、無事な釈放を願うばかりです。これ以上の感想は結果が出てからにします。
交渉の推移を見守りましょう。
産経新聞:
イラン南東部ケルマン州で旅行中だった日本人の大学生の男性(23)が武装集団とみられるグループに誘拐された事件で、高村正彦外相は11日午前、イラン政府側から男性の拘束場所、犯人グループ像の特定がほぼ済んでいるとの情報を得ていることを明らかにした。10日夜の時点で男性が無事であることも確認したと述べた。男性は大阪府出身の横浜国立大の4年生との情報もある。外務省は緊急対策本部を設置、男性の解放に向け、イラン政府との調整を急いでいる。
高村外相は10日夜、イランのモッタキ外相に事件解決に向けた協力を要請。これについて高村外相は「モッタキ外相から『だいたい、どこにいるか場所は特定されている。どういうたぐいの犯人グループかもだいたい、つかめている』と聞いた」と表明。同時に「(誘拐された)本人から2度、テヘランの日本大使館に電話があった。昨日の午後10時半に無事であることを確認できた」と述べた。
高村氏は「拘束された本人から2度、テヘランの日本大使館に電話があった。その後、無事であるかどうか分からなかったが、昨日の午後10時半に無事であることが確認されている」と語った。男性は「パキスタンからイランに入国した」と話しているという。(以下省略)
昨日の昼前からイランで邦人が誘拐されたらしいと言う一報を見ました。その後徐徐に様子が分かってきました。
今では横浜国大の4年生が学校を休学して、ネパールで4-6月ボランティア活動した後、(バックパッカーとして西アジアを旅して)パキスタン経由で陸路イラン南東部に入国した所、地域の麻薬密売組織に誘拐され拘束されている事。組織はイラン政府に逮捕されている組織首領の息子の釈放を要求しているらしい事まで判明しています。
爺は邦人が仕事の関係でイランの辺境にでも出向いて不慮の誘拐にでも遭ったらお気の毒の限りだなーと思っていました。
所がこの学生は自分の都合でパキスタンのクエッタから辺境地帯を縫う様にして陸路(恐らく乗り合いバス)でイランのバム遺跡を見物?に行く途中であった様です。
何とも初心(うぶ)というか脳天気呼ぶか、暴走行為と見るか人様々でしょう。
爺はもう少し考えてから行動したらどうであったかと残念に思う次第。
どうやってパキスタンのクエッタ迄たどり着いたか分かりませんが、パキスタン、アフガニスタンそしてイランの辺境地区は必ずしも政府の管理が行き届かないのは大学生なら知っていて良い事でしょう。休学する前からの事実です。そうでなくても9.11以降テロリストと目されるグループとアフガニスタン・パキスタンその他各国政府との抗争。イランの核開発に対する米国やイスラエルの応答。さらにイランによるイラクにおけるシーア派の援助、イラン内部でのシーア派とスンニー派の対立等‥
思い出されるのは2004年民間のボランティアーとしてイラクのバクダードに入り誘拐された3人の日本人です。
この時には自衛隊の撤退まで要求された。「自己責任」という言葉がしばしば使われましたね。爺はどちらかと言うと「自己責任」が重いのでないかと感じていました。その時の官房長官は誰でしたかね?
今回は危険な状況を知っていて、そこに飛び込んだのかどうかは未だ分かりません。しかしイラクの問題3人組に対する学習の効果も中東の危険地区に対する警戒感もどちらかと言えば薄い若者の気がします。
展開がどうなるか分かりませんので、無事な釈放を願うばかりです。これ以上の感想は結果が出てからにします。
交渉の推移を見守りましょう。
産経新聞:
イラン南東部ケルマン州で旅行中だった日本人の大学生の男性(23)が武装集団とみられるグループに誘拐された事件で、高村正彦外相は11日午前、イラン政府側から男性の拘束場所、犯人グループ像の特定がほぼ済んでいるとの情報を得ていることを明らかにした。10日夜の時点で男性が無事であることも確認したと述べた。男性は大阪府出身の横浜国立大の4年生との情報もある。外務省は緊急対策本部を設置、男性の解放に向け、イラン政府との調整を急いでいる。
高村外相は10日夜、イランのモッタキ外相に事件解決に向けた協力を要請。これについて高村外相は「モッタキ外相から『だいたい、どこにいるか場所は特定されている。どういうたぐいの犯人グループかもだいたい、つかめている』と聞いた」と表明。同時に「(誘拐された)本人から2度、テヘランの日本大使館に電話があった。昨日の午後10時半に無事であることを確認できた」と述べた。
高村氏は「拘束された本人から2度、テヘランの日本大使館に電話があった。その後、無事であるかどうか分からなかったが、昨日の午後10時半に無事であることが確認されている」と語った。男性は「パキスタンからイランに入国した」と話しているという。(以下省略)
テロとは取引しない!と言いつつ裏取引に決まってますよね。
福田総理が取引しないと言い切ればそれで日本人の海外危険地域単独行は止むでしょうに。命が地球より重たければ「自殺者年間3万人」とか「交通事故死年間1万人? うろ覚えです」を解決するのに忙しく「身代金」を政府が払ってまで救出するのは筋でない!と言い切っても見事です。そうすると人権派は怒り狂うと思いますが。もっとも総理も本音を言ったら即首だと思います。とほほーー 初心な国と国民です。