昨日27日十両・貴の富士(22=千賀の浦部屋)が前日相撲協会から「引退勧告」を受けた事に対し弁護士同席で記者会見を行いました。
部屋の若い衆に「殴ったり」「酷いあざなを付けて馬鹿にした」等を咎められ、一般社会なら依願退職の勧め(退職金が支払われる)なのですが、記者会見では「反省はするけど処分は重すぎる」との主張です。
最近思うのですが「お相撲さんも良く喋るようになりました」浜爺が若者の頃のお相撲さんは金星や勝ち越し或いは優勝のインタビューでも「ああとかうーとか」発声するだけで会話にならずアナウンサーがあらかじめ用意した質問に「反応する」事で結論に誘導してる様なやり取りが普通でした。
その後大学卒のお相撲さんが珍しくない時代になりました。若い人も良く喋ります。その意味では「時代は変わってきているのですね」
この業界も「親方、兄弟子の言う事がすべてに優先」の様でしたが変わりつつあります。その一角が「横綱による暴力事件」で朝青龍そして日馬富士の暴行事件で協会は厳しく「暴力事件の再発を防止すべく社会から求められていました」
日馬富士の暴力事件では被害者の貴ノ岩が「暴行事件の加害者」になりついに引退してしまった事件はつい昨年の12月の事でした。そして当時の親方の名横綱貴乃花は「協会と争い役職なしの一親方」になり「協会に言い分が通らなかった」ので引退届/退職届をだしこれが受理され退職と悲しい結末でした。
昨年のTVニュースショ-は良く取り上げていました!!
それだけ協会にとって「力士による暴力事件」は有ってはならない事件だと思います。 さてそんな中で貴の富士は「2度目の暴力行為」なんですね。お相撲さんが弁護士を同席させ「自分の権利を主張」とは権利意識が根付いた証し」と思いますが、自分の権利を主張するには他人(この場合弟子の)権利にも目を配るべきでしょう!
協会広報部長芝田山(元横綱大乃国)はこの会見に不快感を表明しています。
もっと厳しい処分かも? 依願退職でプロレスか総合格闘技で活躍もあるかと思いますがはて貴ノ岩の富士の考えはどうなのでしょう?
余談ですがニュースの価値は「その日その時の他のニュースとの兼ね合い」で扱いが変わります。貴ノ岩の会見は関電幹部の不祥事に追いやられてしまった感が有りました。 汗 >
まだ続きが有りますね。 しっかり見守りましょう。
スポニチアネックス:
秋場所前に暴行問題を起こし、日本相撲協会から自主的な引退を促されている十両・貴ノ富士(22=千賀ノ浦部屋)が27日、都内で代理人を務める弁護士同席のもと、会見を行った。
貴ノ富士は会見冒頭、「昨日、私は公益財団法人日本相撲協会から実質的に引退を勧告するという処分を言い渡されました。処分のもととなった暴行について深く反省しています。親方から若い衆の指導を任されている中で、言葉で指導できず、手を出してしまいました。今後、機会を頂ければ、被害を受けた付け人のご実家に伺い、直接謝罪したいと思っています。また、差別的な発言についても処分の対象となりました。若い衆や他の皆様に不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳なく思っています」とこれまでの経緯と共に謝罪の言葉を口に。「これまで育ててくださった相撲協会、千賀ノ浦親方には本当に感謝しています。またこのようなご迷惑をおかけし、本当に申し訳ありません」とした。
そのうえで「しかし、今回の処分はあまりに重く、受け入れられません」と処分への難色を示した貴ノ富士。「中学の時から憧れ、この世界に入り、稽古に耐え、相撲道に一歩ずつ歩んできた私には相撲しかありません。本件の暴行という愚かな行いを反省し、自らの身を戒め、土俵に戻って、相撲道に精進したいと思っています」と頭を下げた。
同席の弁護士も「本件処分は協会内にあるべきガバナンス、再発防止策のないまま下されたもので、遺憾と言わざるを得ません。懲戒解雇を視野に入れた厳罰処分であり、暴行の対応などを踏まえると、社会的に不相当なものです」と説明。「今後については法的視点を含めて、本件処分の不当性を訴えてまいります」とした。(引用終わり)
貴ノ富士は会見冒頭、「昨日、私は公益財団法人日本相撲協会から実質的に引退を勧告するという処分を言い渡されました。処分のもととなった暴行について深く反省しています。親方から若い衆の指導を任されている中で、言葉で指導できず、手を出してしまいました。今後、機会を頂ければ、被害を受けた付け人のご実家に伺い、直接謝罪したいと思っています。また、差別的な発言についても処分の対象となりました。若い衆や他の皆様に不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳なく思っています」とこれまでの経緯と共に謝罪の言葉を口に。「これまで育ててくださった相撲協会、千賀ノ浦親方には本当に感謝しています。またこのようなご迷惑をおかけし、本当に申し訳ありません」とした。
そのうえで「しかし、今回の処分はあまりに重く、受け入れられません」と処分への難色を示した貴ノ富士。「中学の時から憧れ、この世界に入り、稽古に耐え、相撲道に一歩ずつ歩んできた私には相撲しかありません。本件の暴行という愚かな行いを反省し、自らの身を戒め、土俵に戻って、相撲道に精進したいと思っています」と頭を下げた。
同席の弁護士も「本件処分は協会内にあるべきガバナンス、再発防止策のないまま下されたもので、遺憾と言わざるを得ません。懲戒解雇を視野に入れた厳罰処分であり、暴行の対応などを踏まえると、社会的に不相当なものです」と説明。「今後については法的視点を含めて、本件処分の不当性を訴えてまいります」とした。(引用終わり)
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