海自補給艦が帰国=給油活動終え東京・晴海に (時事通信) - goo ニュース
TVニュースで見ましたが海自の補給艦「ときわ」が晴海埠頭に帰港しました。
乗組員140名も全員無事で何よりの事とお喜び申し上げます。
ところで「ときわ」の母港は横須賀港のはずで、晴海埠頭に居並んだ国会議員顔ぶれや町村官房長官そして与党の幹事長の挨拶を聞くと、「新テロ法」成立を訴えています。
その意味ではとても政治的な式典といえます。
そもそもインド洋に於ける海自の補給行為が「政治的行事」ですからその影は否定すべくもないのですが、母港横須賀でない(国会議員の出席しやすい)晴海に接岸させたのは「余りに政治ショウではないのか?」と思いました。
陸自に次、海自も無事引き上げあとは空自の無事引き上げを祈るばかりです。
さて国際貢献も結構ですが、政府と与党そして小沢氏も自衛隊員の戦死についてどの様に考えているのでしょう?
今回の作戦中戦死者が出たらどう対応する積もりでいたのでしょう?
陸海空三軍は軍の墓地を持っているのでしょうかね?
三軍墓地の中に無名戦士の墓を作れば海外の「国賓と公賓」から公式の訪問を受け入れることが出来ます。
まあその前に「海外に参戦する若い兵隊さんは戦死したらどこで眠りたいと思っているのでしょう?」
23日昼前TVに写った若い乗組員はどう考えているのでしょう?
もうあの世代には「死んだら靖国神社で会おう」と誓った仲との思い入れはないと思います。
でもサマワの隊長から参議院議員になった佐藤先生のような方も居ますから:
海外派遣の度に「戦死したらどう扱われたいか?」聞いておく必要があるでしょう
その1:今の靖国神社に祀られたい
その2:別な形で国家に祀られたい
その3:家族に静かに祀られたい
その4:その他
話は少し飛びますが小泉総理は「今の靖国神社を参拝」して国の内外に賛否を呼びました。
安倍総理はその反省を居れ「靖国神社に参拝するかしないか、そのこと自体を口外しない」となんとも中途半端な対応をしました。
さて福田総理ですがこの方は「官房長官時代に無宗教の慰霊施設の建設」を進めてきた方ですから「靖国参拝」はないと思います。
それぞれの総理は時の政局にあわせ行動するだけで「国の周辺部での自衛戦にしろ海外派遣にしろ戦死者がでたらどうするか」という悩ましい問題につき一歩一歩国民の合意を取り付ける努力をしている様にみえません。
5%の極右と極左の意見は敬して遠ざけ90%の6割程度が納得する「戦死者の祀り方」を提案して政治家と言えます。
お寺さんやお宮さんにお参りするのは民族的習俗です。明治までは神仏混交で神様だか仏様だか分けないで同じ境内に祭られていました。
神仏混交の霊園の中に「威徳顕彰」ではなく「慰霊の墓地を作りその一角に無名戦士の墓を祀り季節ごとに慰霊の式典を行う」位の事はやりたいとまず言わないと政治家は軍人に戦死を迫ることは無責任だと思えます。
時事通信:
今月1日のテロ対策特別措置法の期限切れに伴いインド洋から撤収した海上自衛隊の補給艦「ときわ」(基準排水量8150トン)が23日午前、東京都中央区の晴海ふ頭に到着、帰国した。給油活動に従事していた隊員約140人を石破茂防衛相や斎藤隆統合幕僚長、約200人の家族らが出迎えた。
ふ頭で行われた帰国行事では、派遣部隊指揮官の尾島義貴護衛隊司令(47)=1等海佐=が石破氏に「任務終了しました」と報告。この後、石破氏が菅原貞真艦長(54)=2等海佐=ら隊員に「諸官が高い技術と旺盛な士気を持って任務を完遂し、無事帰国したことをうれしく思う」と労をねぎらい、「政府としては、国益を確保し、国際社会に対する責任を果たすため、補給活動を再開すべく新テロ対策特別措置法案が早期に成立するよう全力を尽くす」と決意を述べた。
菅原艦長は約4カ月ぶりに再会した家族から「ご苦労さまでした」と声を掛けられ、笑顔を見せた。酒井リチャード海士長(28)を迎えた母の京子(55)さんは「父もネイビー(海軍軍人)なので誇りに思う」と述べた。尾島司令は記者団に対し、「淡々と黙々と任務を遂行してくれた隊員に感謝する気持ちでいっぱいだ」と語った。(引用終わり)
写真:共同通信
TVニュースで見ましたが海自の補給艦「ときわ」が晴海埠頭に帰港しました。
乗組員140名も全員無事で何よりの事とお喜び申し上げます。
ところで「ときわ」の母港は横須賀港のはずで、晴海埠頭に居並んだ国会議員顔ぶれや町村官房長官そして与党の幹事長の挨拶を聞くと、「新テロ法」成立を訴えています。
その意味ではとても政治的な式典といえます。
そもそもインド洋に於ける海自の補給行為が「政治的行事」ですからその影は否定すべくもないのですが、母港横須賀でない(国会議員の出席しやすい)晴海に接岸させたのは「余りに政治ショウではないのか?」と思いました。
陸自に次、海自も無事引き上げあとは空自の無事引き上げを祈るばかりです。
さて国際貢献も結構ですが、政府と与党そして小沢氏も自衛隊員の戦死についてどの様に考えているのでしょう?
今回の作戦中戦死者が出たらどう対応する積もりでいたのでしょう?
陸海空三軍は軍の墓地を持っているのでしょうかね?
三軍墓地の中に無名戦士の墓を作れば海外の「国賓と公賓」から公式の訪問を受け入れることが出来ます。
まあその前に「海外に参戦する若い兵隊さんは戦死したらどこで眠りたいと思っているのでしょう?」
23日昼前TVに写った若い乗組員はどう考えているのでしょう?
もうあの世代には「死んだら靖国神社で会おう」と誓った仲との思い入れはないと思います。
でもサマワの隊長から参議院議員になった佐藤先生のような方も居ますから:
海外派遣の度に「戦死したらどう扱われたいか?」聞いておく必要があるでしょう
その1:今の靖国神社に祀られたい
その2:別な形で国家に祀られたい
その3:家族に静かに祀られたい
その4:その他
話は少し飛びますが小泉総理は「今の靖国神社を参拝」して国の内外に賛否を呼びました。
安倍総理はその反省を居れ「靖国神社に参拝するかしないか、そのこと自体を口外しない」となんとも中途半端な対応をしました。
さて福田総理ですがこの方は「官房長官時代に無宗教の慰霊施設の建設」を進めてきた方ですから「靖国参拝」はないと思います。
それぞれの総理は時の政局にあわせ行動するだけで「国の周辺部での自衛戦にしろ海外派遣にしろ戦死者がでたらどうするか」という悩ましい問題につき一歩一歩国民の合意を取り付ける努力をしている様にみえません。
5%の極右と極左の意見は敬して遠ざけ90%の6割程度が納得する「戦死者の祀り方」を提案して政治家と言えます。
お寺さんやお宮さんにお参りするのは民族的習俗です。明治までは神仏混交で神様だか仏様だか分けないで同じ境内に祭られていました。
神仏混交の霊園の中に「威徳顕彰」ではなく「慰霊の墓地を作りその一角に無名戦士の墓を祀り季節ごとに慰霊の式典を行う」位の事はやりたいとまず言わないと政治家は軍人に戦死を迫ることは無責任だと思えます。
時事通信:
今月1日のテロ対策特別措置法の期限切れに伴いインド洋から撤収した海上自衛隊の補給艦「ときわ」(基準排水量8150トン)が23日午前、東京都中央区の晴海ふ頭に到着、帰国した。給油活動に従事していた隊員約140人を石破茂防衛相や斎藤隆統合幕僚長、約200人の家族らが出迎えた。
ふ頭で行われた帰国行事では、派遣部隊指揮官の尾島義貴護衛隊司令(47)=1等海佐=が石破氏に「任務終了しました」と報告。この後、石破氏が菅原貞真艦長(54)=2等海佐=ら隊員に「諸官が高い技術と旺盛な士気を持って任務を完遂し、無事帰国したことをうれしく思う」と労をねぎらい、「政府としては、国益を確保し、国際社会に対する責任を果たすため、補給活動を再開すべく新テロ対策特別措置法案が早期に成立するよう全力を尽くす」と決意を述べた。
菅原艦長は約4カ月ぶりに再会した家族から「ご苦労さまでした」と声を掛けられ、笑顔を見せた。酒井リチャード海士長(28)を迎えた母の京子(55)さんは「父もネイビー(海軍軍人)なので誇りに思う」と述べた。尾島司令は記者団に対し、「淡々と黙々と任務を遂行してくれた隊員に感謝する気持ちでいっぱいだ」と語った。(引用終わり)
写真:共同通信