王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

政治と旧統一教会の関係に注目…自民とは歴史的つながり

2022-07-23 09:21:20 | 政治
18日ここをクリック⇒ 山下容疑者の安倍元首相殺害に関連し本東一教会の話をちょっと書きました。ここに参照した記事は読売新聞のオンラインニュースとして、今朝23日の8時40分過ぎに載ったものです。
安倍元首相が山下容疑者に襲われた直後からNetのニュースには旧統一教会による霊感商法や強制寄付のぞっとする様なやり方が出ていました。そして旧統一教会の霊感商法の被害者を守る団体の弁護団の会長さんやオウム事件の被害者保護に当たっていた紀藤正樹弁護士などがTVのニュースショーに登場し、旧統一教会の「悪辣ぶりを具体的に語りだす」と遅まきながらマスコミも事実の一部を「伝える様になりました」。
この記事は自民党代議士を始め野党の人士ともつながりが有る事を指摘しています。既に週間Pは安倍元首相と祖父の岸信介氏の時代からの国際勝共連合(旧統一教会の政治部門)とのつながりを指摘していましたが、この記事でも同様の指摘をしています。又この記事は安倍派に所属する末松文部科学相は22日の記者会見で、同連合の関係者が自身の政治資金パーティー券を購入していたと明らかにしたとか、 同連合は、2015年に文化庁に旧統一教会からの名称変更を受理された。当時、同庁を所管する文部科学相は、安倍派会長代理の下村博文氏だった。(尚下村氏は13日、自身のツイッターで名称変更の決裁への関与を否定したとあります)。その他野党でも日本維新の会の松井代表(大阪市長)は22日、同連合の関連団体の集会に約20年前に出席したことを明らかにしたとか、立民の泉代表も同日の記者会見で、複数の党所属議員が同団体関連の会合に祝電を出していたと説明した。国民民主党の玉木代表は、同連合の関連が指摘される「世界日報」の元社長から16年に計3万円の寄付を受けたと明らかにしている。23日朝のオンラインニュースには別口で、国会議員で大臣経験のある方や知事さんたちが写真入りで旧統一教会の関連団体に祝電を送ったり会に出席したりしていた事を記しています。
票にさえなれば、加えて選挙に手を貸してくれるなら、(見えない所で悪い事をしていても)応援ありがとう!! との姿勢が見え見えです。
この先どうなりますかね? 政治思想と応援団の集め方が斬新でないとこのような事が起こりがちです。

写真:記者会見する世界平和統一家庭連合の田中富広会長(中央)(11日) 【読売新聞社】 

読売新聞オンライン:
 安倍晋三・元首相が銃撃されて死亡した事件を受け、政治と「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の関係に注目が集まっている。旧統一教会は反共産主義の「勝共思想」を掲げ、自民党だけではなく野党ともつながりが指摘されてきた。
 安倍派に所属する末松文部科学相は22日の記者会見で、同連合の関係者が自身の政治資金パーティー券を購入していたと明らかにした。末松氏の事務所によると、2020年、21年にパーティー券計4万円分が購入されていた。
 末松氏側は、同連合に関連する集会に複数回、祝電も送っていた。末松氏は「常識の範囲内で何らやましいものはない。選挙活動に関連する支援は受けていない」と述べた。
 政治と同連合の関係に焦点が当たるようになったのは、安倍氏を銃撃した山上徹也容疑者が、同連合への恨みを供述しているためだ。安倍氏は昨年9月、同連合が友好団体とする民間活動団体が開いた集会にビデオメッセージを寄せていた。
 旧統一教会は1968年、反共を掲げて政治団体「国際勝共連合」を発足させた。当時から、安倍氏の祖父の岸信介・元首相ら自民党タカ派を中心に、政治との関係を築いていたとされる。一方で、80年代以降、旧統一教会の「霊感商法」などが社会問題化した。
 同連合は、2015年に文化庁に旧統一教会からの名称変更を受理された。当時、同庁を所管する文部科学相は、安倍派会長代理の下村博文氏だった。下村氏は13日、自身のツイッターで名称変更の決裁への関与を否定した。
 政治家と同連合との関係は、野党でも明らかになっている。
 日本維新の会の松井代表(大阪市長)は22日、同連合の関連団体の集会に約20年前に出席したことを明らかにした。維新は、国会議員と地方議員を対象に同連合との関係を調査する方針を決めた。
 立憲民主党の泉代表も同日の記者会見で、複数の党所属議員が同団体関連の会合に祝電を出していたと説明した。国民民主党の玉木代表は、同連合の関連が指摘される「世界日報」の元社長から16年に計3万円の寄付を受けたと明らかにしている。
 立民は21日、同連合による被害などを調査する対策本部の設置を決めた。共産党も追及チームを発足させ、同連合と政界の関係を調査する方針だ。
(引用終わり)




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22日 NYダウ平均 137ドル安 欧米景気の悪化懸念で

2022-07-23 07:51:35 | 為替 ドル 株式
【NQNニューヨーク=川上純平】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落し、ここをクリック⇒前日比137ドル61セント(0.4%)安の3万1899ドル29セントで終えた。欧米の景気悪化を示す経済統計の発表を受け、リスク資産である株式を売る動きが強まった。
今朝早朝閉まったNY株はダウ平均が4日ぶりに反落、前日比137ドル安で引けました。欧米の景気悪化を示す経済統計の発表を受け、リスク資産である株式を売る動きが強まった。 。市場予想を下回る四半期決算を発表した一部ハイテク株の急落が相場全体に波及したそうで、ナスダック総合も225ポイント安とはっきり下げました。
下がれば、景気不安、上がれば利上げ警戒感の薄れとか、お気楽に見える日替わりのコメントです。

写真:22日 NYダウ平均の株価ボード

日経新聞:
【NQNニューヨーク=川上純平】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落し、前日比137ドル61セント(0.4%)安の3万1899ドル29セントで終えた。欧米の景気悪化を示す経済統計の発表を受け、リスク資産である株式を売る動きが強まった。 。市場予想を下回る四半期決算を発表した一部ハイテク株の急落が相場全体に波及した。 米S&Pグローバルが22日発表した7月の購買担当者景気指数(PMI、速報値)で米国の総合指数は4カ月連続で低下し、好不況の分かれ目になる50を割り込んだ。ユーロ圏の7月の同指数も3カ月連続で低下し、50を割り込んだ。インフレの高止まりが消費などを抑え、欧米の景気後退入りが近づいているとの懸念が強まった。航空機のボーイングや建機のキャタピラー、化学のダウなど景気敏感株が下落し、ダウ平均の下げ幅は300ドルを超える場面もあった。 
(中略)
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落し、前日比225.497ポイント(1.9%)安の1万1834.112で終えた。 
(引用終わり)

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お金は知っている 中国経済は長期停滞局面に突入か 財政金融はドル依存、不動産市場も構造不況に

2022-07-22 10:01:35 | 中国関連
昨日21日 台湾系youtube の記事から、ここをクリック⇒中国の不動産バブルの破裂が隠しようの無い状態になりつつあるのでないか? とそっと書きましたが、天下の夕刊フジが同じ日の記事を22日朝6時の産経が特別記事として配信しています。
昨日のブログより (村鎮銀行は 金を返せ とのデモ)

話の核心は「15日北京発、中国の4〜6月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比で0・4%増に減速との発表」です。習近平政権による 新型コロナウイルス感染ゼロ政策が引き起こした一時的失速との見方が一般的だが、中国経済が長期停滞局面に突入したとみる と言う点がこの記事の目玉です!!ここ2年程中国のGDPの伸びが落ち続け2019年にはついに6%を割る様になってきました。(添付図の右目盛り参照)そして、そもそも6%の伸びとは各省や政府機関が鉛筆を舐めなめ数字を膨らませて報告した結果であって「6%の伸びが±0が欧米基準なのだそうです」。そして2020年度にはマイナス1%、2021年度はリカバリーすべくみんなで鉛筆を舐めてプラス8%になりましたが、2021年以降GDPの伸びは急落、今年2022年代に四半期のGDPのそれは0.4%の増と隠しようも無く低下したとの事です。
今年2月のロシアによるウクライナ侵攻で中国は対ロ貿易を一人占めで稼いでいる様にいわれていますが、日米やEUとの輸出入も大きくその失調も無視できないのでないかと思われます。
習近平国家主席の高笑いがいつまで続くか静かに見守りたいと思います。

写真:中国人民銀行の外貨資産および人民元資金発行高と、実質GDPの各前年同期比増減率 

夕刊フジ:
安倍晋三元首相死去の影で目立たなかった重大ニュースがある。15日北京発、中国の4〜6月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比で0・4%増に減速との発表だ。習近平政権による新型コロナウイルス感染ゼロ政策が引き起こした一時的失速との見方が一般的だが、中国経済が長期停滞局面に突入したとみる。
グラフは、中国人民銀行の外貨資産および人民元資金発行高と、実質GDPの各前年同期比増減率である。中央銀行は経済成長に必要なカネを供給する。20008年9月のリーマン・ショックを受けて、人民銀行は数年間、猛烈な勢いで資金発行量を増やし、2桁台の実質経済成長を実現した。ところが、16年以降は資金発行の伸びが止まった。19年は16年に続いて資金発行はマイナスで、新型コロナ・パンデミック(世界的大流行)が起きた20年も前年を下回った。21、22年前半も伸び率は極めて低い。
日米欧では中央銀行資金は新型コロナ不況対策に欠かせない。政府は家計や中小企業を支援するために国債を増発し、財政支出を大幅に拡大させてきた。国債の急速な増発は金融市場を混乱させかねないので、中央銀行がカネを刷って市場で買い上げる。すなわち、コロナ関連の経済対策とは、財政と一体となった金融の量的拡大のことである。ところが、中国は無縁である。なぜか。
グラフ中の人民銀行外貨資産の増減率に注目しよう。人民元発行増減率は多くの年で外貨資産とほぼ連動している。人民銀行は中国に流入する外貨を原則として全額買い上げる特有の制度としている。つまり、外貨がネットで流入しないことには、人民元を増発できないのだ。
歴史的には、中国共産党は通貨を乱発した国民党が国民大衆から見放された結果、内戦に勝利した体験がある。本来、紙切れに過ぎない人民元は、共産党幹部を含め、中国人の大半が信用しない。外貨すなわちちドルの裏付けを共産党政権は必要としているわけだ。
外貨次第となると不況対策としての財政出動も大きな制約を受ける。新型コロナ感染という非常時には先進国のような通貨増発ができない。
とはいえ、21年はGDP成長率が資金発行からかけ離れて大きく反転している。それは20年に逼塞(ひっそく)していた不動産開発投資が一時的に回復したからである。中国経済は不動産開発を中心とする固定資産投資がGDPの4割以上を占める。だから、習政権は景気を維持するために不動産向け融資拡大策をとるが、不動産相場は21年初めをピークに下落し続けている。住宅供給が過剰で、不動産開発投資は減る一方なのだ。
財政金融はドル依存のために機動性に欠ける上に、成長を牽引(けんいん)する不動産市場は構造不況とあっては、ゼロ・コロナ政策の成否とは無関係に、中国経済は長期停滞するとしか考えようがないのだ。
政府も産業界も、中国市場幻想から醒(さ)め、脱中国を本格化させるべきなのだ。 (産経新聞特別記者・田村秀男)
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22日 日経平均 大引け 7日続伸 111円高の2万7914円

2022-07-22 09:14:52 | 為替 ドル 株式
22日の東京株式市場で日経平均株価は7日続伸し、前日比111円66銭(0.40%)高の2万7914円66銭で終えた。7日続伸は3月以来。6月9日以来の高値水準となった。
NY株は上げ下げが有りましたが、日経平均は7日連騰の111円高で引けました。寄り付きでは利益確定売りも出て上げましたがね?? なんだぁ不気味な東京市場の反応でした。

日経新聞:
22日の東京株式市場で日経平均株価は7日続伸し、前日比111円66銭(0.40%)高の2万7914円66銭で終えた。7日続伸は3月以来。6月9日以来の高値水準となった。 前日に好決算を発表した銘柄に買いが入り、指数を押し上げた。米長期金利の低下を受けた主力の値がさ株の一角も買われた。朝方は短期的な過熱感を警戒した利益確定売りが先行し、下げ幅が100円を超す場面があった。 
(以下省略)







ここからは寄り付き:
22日の日経平均株価は、ここをクリック⇒前日比29円86銭安の2万7773円14銭で寄り付いた。
昨日の日経平均はNY株がダウ平均、ナスダックともに上がったにも拘わらず、高値警戒との事で下げて引けました。今朝早朝閉まったNY株は利上げ緩和の見通しで共に上げたにも拘わらず、僅かですが29円安で寄り付きました。寄り付き一巡後は10円安ほどで揉み合っています。引き続き前場を追ってみます。

モーニングスター社:
22日の日経平均株価は前日比29円86銭安の2万7773円14銭で寄り付いた。
(引用終わり)
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21日 NYダウ平均 162ドル高の3万2036ドル…3営業日連続で値上がり

2022-07-22 07:56:27 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰裕】21日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前日比162・06ドル高の3万2036・90ドルだった。値上がりは3営業日連続。
今朝早朝閉まったNYダウ平均は162ドル高の3日連騰で引けました。ナスダック総合も161ポイント高で共に上げて引けました。FRBmの急激な利上げ懸念への警戒感が和らぎ、投資家心理が改善しIT大手アップルやマイクロソフトなどの銘柄が買われたとコメントされています。

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰裕】21日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比162・06ドル高の3万2036・90ドルだった。値上がりは3営業日連続。
 米連邦準備制度理事会(FRB)による急速な利上げへの警戒感が和らぎ、長期金利が低下した。投資家の心理が改善し、IT大手アップルやマイクロソフトなどの銘柄が買われた。
ニューヨーク証券取引所
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は161・96ポイント高の1万2059・61だった。
(引用終わり)
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