トップの責任どう判断=歴代3社長27日に判決―JR福知山線事故・神戸地裁(時事)
<福知山線脱線>JR西日本3被告27日に判決 神戸地裁(毎日)
リンク先記事のとおり、2005年に起きたJR尼崎脱線事故で、JR西日本の歴代3社長(井手正敬、南谷昌二郎、垣内剛の各氏)に対する判決が27日、神戸地裁で言い渡される。JR北海道の危機が連日報道され、再びJR問題に対する世間の関心が集まる中での判決だ。
この裁判は、先に神戸地検が起訴しながら無罪判決が確定した山崎正夫・元社長の裁判に続くもので、神戸地検が不起訴にした3社長に対し、神戸第1検察審査会が2度の「起訴相当」議決を出したことを受け、強制起訴されていたもの。検察官役の指定弁護士が禁固3年を求刑、弁護側は「事故を予見できなかった」として無罪を主張してきた。
この事故は、改正検察審査会法に基づく強制起訴事件としては、明石歩道橋事故に次ぐ第2号であり、その意味からも強制起訴制度の今後を占うものとして注目される。今後の展開次第では、福島原発告訴団による原発事故の検察審査会申し立てにも影響を及ぼす可能性がある。
なお、当ブログは、この判決を神戸地検に聴きに行く予定だ。傍聴は抽選となる可能性が高く、法廷には入れない可能性もあるが、それでもかまわない。未曾有の犠牲者を出した鉄道事故の刑事裁判、雰囲気だけでも感じ取ってきたいと思っている。
<福知山線脱線>JR西日本3被告27日に判決 神戸地裁(毎日)
リンク先記事のとおり、2005年に起きたJR尼崎脱線事故で、JR西日本の歴代3社長(井手正敬、南谷昌二郎、垣内剛の各氏)に対する判決が27日、神戸地裁で言い渡される。JR北海道の危機が連日報道され、再びJR問題に対する世間の関心が集まる中での判決だ。
この裁判は、先に神戸地検が起訴しながら無罪判決が確定した山崎正夫・元社長の裁判に続くもので、神戸地検が不起訴にした3社長に対し、神戸第1検察審査会が2度の「起訴相当」議決を出したことを受け、強制起訴されていたもの。検察官役の指定弁護士が禁固3年を求刑、弁護側は「事故を予見できなかった」として無罪を主張してきた。
この事故は、改正検察審査会法に基づく強制起訴事件としては、明石歩道橋事故に次ぐ第2号であり、その意味からも強制起訴制度の今後を占うものとして注目される。今後の展開次第では、福島原発告訴団による原発事故の検察審査会申し立てにも影響を及ぼす可能性がある。
なお、当ブログは、この判決を神戸地検に聴きに行く予定だ。傍聴は抽選となる可能性が高く、法廷には入れない可能性もあるが、それでもかまわない。未曾有の犠牲者を出した鉄道事故の刑事裁判、雰囲気だけでも感じ取ってきたいと思っている。