人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

【重要発表】当ブログ管理人2冊目の著書「次世代へつなぐ地域の鉄道——国交省検討会提言を批判する」が発売になりました!

2023-10-31 20:14:16 | 書評・本の紹介
管理人よりお知らせです。

雑誌への寄稿を除けば私の人生2冊目となる著書がこのたび出版されました。前回に続き、単著ではなく共著です。執筆者は私を含め12人です。

書名は「次世代へつなぐ地域の鉄道——国交省検討会提言を批判する」(緑風出版)です。都内では、神田神保町の「書泉グランデ」等ですでに販売されているのを確認しています。北海道内でも、紀伊國屋書店札幌本店ではすでに平積みにされているのが確認されています。

2022年2月、国交省が「鉄道事業者と地域の協働による地域モビリティの刷新に関する検討会」を立ち上げました。しかし、審議はわずか5回のみ。2022年7月には、「地域の将来と利用者の視点に立ったローカル鉄道の在り方に関する提言~地域戦略の中でどう活かし、どう刷新するか~」を報告として公表しました。2023年4月に成立した「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」の一部改定は、この提言を基本としたものになっていますが、ご覧になればおわかりいただけるとおり、「頑張っている鉄道」にだけ存続のためにわずかな細道を用意し、頑張りたくてもできない多くの鉄道にはバス転換を促す内容となっています。

今回の著書は、改定法の基本になった「提言」を批判することを目的に、「地域における鉄道の復権─持続可能な社会への展望」刊行に携わった共著陣が再び結集したものです。読者に親しみを持ってもらうため、メインの第2部にQ&A方式を導入したことも大きな特徴の一つです。私も共著陣に加わっており、1人でも多くの人に本書が読まれることを願っています。

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