前回の組立編で、アップした後に写真を追加しておりましたので、塗装に入る前に再度アップしておきます。
▼121号車個体の特徴であるスモークディスチャージャーの支持架の間につけている予備履帯、ヘルメット、前部機銃マウントの防水カバー(今回は似ている部品で代用)を取り付けています。
さらにゲペックカステンの両側にヘルメットを付けています。
▼今回の作業はここからです。サフを吹く前に埃を取り除いておきます。
▼タミヤのプライマー入りサーフェイサーを吹きました。
なお、事前に真鍮線、真鍮板にはクレオスのメタルプライマーを筆塗りしています。
塗布後、表面をチャックしましたが、特に問題はなかったので塗装に進みます。
▼足回りの泥はピグメントを使う予定ですが、泥の付き具合を強調したいのでタミヤテクスチャーペイントに適当なピグメントを混ぜて転輪、足回りに塗りたくります。
タミヤアクリル溶剤をほんの少し混ぜています。
▼車体後部の状態。履帯にも付けています。
▼履帯、転輪、誘導輪、起動輪、車体前の下部にもこすりつけました。
▼基本塗装に入ります。以前までドイツのアフリカ軍団の車両はダークイエロー単色と思っていましたが、参考資料のこちらには基本色がRAL8020ブラウン、迷彩色RAL7027グラウと説明されています。
特徴としては基本色より迷彩色の方が塗装面積が広いとなっています。
▼また、近年のドラゴンモデルではやはり2色迷彩となっています。
▼という事で2色迷彩でいきます。タミヤのラッカー塗料、新製品です。
この塗料が正確かどうかはわかりませんが、最近発売されたDAK1941〜、DAK1942〜という扱いなので使ってみることにします。
▼クレオスのダークイエローカラーモジュレーションセットからシャドウにブラックを足してシャドウとしてエアブラシしました。
▼次に先ほどのシャドウの上からもう少し範囲を広げてシャドウ色を吹きます。
▼今回は、カラーモジュレーションセットはシャドウしか使いません。
迷彩なのでカラーモジュレーションは行わず、ハイライトを強調する今までのやり方です。
上部の明度を高く、下部の明度を低く塗って陰影を強調するようにしていきたいと思います。
ということで、迷彩色のRAL7020としてタミヤラッカーLP-77ライトブラウンDAK1942〜をシャドウが残るよう意識してエアブラシしました。
▼LP-77にLP-4つや消しホワイトを少し混ぜてハイライト1としてパネルの中央、側面の上部に吹いていきます。
▼さらにホワイトを足してハイライト2とし、先ほど吹いた部分にそれより狭い面積になるように吹いていきました。
▼基本色RAL8020ブラウンとしてタミヤラッカーLP-76イエローブラウン(DAK1941〜)を吹きました。
迷彩柄はセンスのない自己流の適当な柄です(恥)。
次回は、足回りの塗装から始めたいと思います。
おまけ
▼Bf109 E-3は皆様からいただいた情報を基にして赤色のデカールを使用しました。
▼墨入れをしようとした時、迷彩の塗装漏れを見つけてしまいました。丸の中の部分です。
▼塗装をしようとしてマスキング作業を始めた時、
いくらコートをしていても冷静に考えればデカールは剥がれますよねえ。
▼幸い他のマーキングのデカールが使えたので、剥がれた部分を貼り替えました。
最初に半ツヤ消しコートをしていましたが、イマイチデカールがシルバリングを起こしているのでツヤ消しコートを吹く予定です。
もう機体の迷彩はこのままで進めることにしました。やってもうた
最近、恥ずかしながら塗装の工程を間違えることがあります。なので同じジャンルのキットを作る時に過去どうやって進めたのか、振り返ってわかる様にと記事にしています。
メッサーシュミットは筆塗りで修正すると、私の場合、改悪となりそうなのでこのままで進めることにしました。
ティガーは今回も詳細な塗装過程をアップして下さったので、手に取るように判ります。
メッサーもE型特有の精悍さが出てきました。
両方とも素晴らしい出来栄え間違いなしです。
メッサーの迷彩は面積が狭いので、筆塗りのタッチアップでもリカバリーできそうな感じですが、お気になさらなければ殆ど判らないと思います。
戦車はTIGER I 、飛行機はBf109と、偶然どちらも人気のあるモデルとなったようですね。
実は、Bf109は完成まで持って行こうと手をつけたのですが、思わぬアクシデントが起きてしまい、急遽TIGER I の方を進めました。
TIGER I は先月購入した海外モデラーの著作本を参考にして作っているので、もしかしたらブログがミラー記事になっているのかもしれません。
ワクワクしていただき、こちらも嬉しいです。
まるでポステコグルー監督とのコメントみたいな感じです(笑)。
模型は楽しく作る、楽しく塗るがモットーですので、楽しく読んでいただけて本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。
ゴージャス二本立てですね(^^)
子供の頃の、若大将とゴジラのカップリング上映を思いだしてしまいました(笑)
bf109は大変でしたね、しかしちゃんとスペアが有り、無事クリア出来て何よりです
TIGERの方はちゃくちゃくと完成に向かっていますね
使用される材料や、それを使っての手順は模型雑誌の記事内容以上だと思います。
やっぱり私にはとてもできないな〜と思って拝見していますが、「へ~、そうやるんだ~」と感心することしきりです。