ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

たまに食べたくなる、「自由軒」の混ぜカレー。

2016-07-21 20:23:48 | うまいもん
大阪・難波の超有名洋食店、自由軒。

ちゃんとした洋食をひと通り出してくれるのだが、最初から混ぜてあるこの「名物カレー」だけが突出した人気なのだ。

正直、なぜ最初から混ぜてあるのか全く理解出来ない。大阪人らしいおせっかいなのか、はたまた「いらち」の大阪人のためなのか。

ところがこの自由軒、ここ数年はいわゆるインバウンドの皆さんが押し寄せて我々地元民が全く近付けない状態が続いていた。おそらく彼らが手にするガイドブックにも載っていたのだろう。
最近は関税が変わったからか、インバウンドも随分落ち着き今回は待たずに入店出来た。

オーダーは、もちろんこの「名物カレー」750円。

混ぜてあり、生卵も最初からトッピングしてある。
カレーのアップがこちら。

数年ぶりの再会だが、久しぶりに食べる名物カレーはそのまま食べると意外に辛く感じた。
辛いと思う人は早い段階で生卵と混ぜるとマイルドになるし、生卵と混ぜて味が薄まったと感じた人はこれまた名物のウスターソースをかけるとよい。

(余談だが、あるトシ以上の関西人はウスターソースに異様に執着する。カレーはもちろん炒飯や天ぷら、刺身にまで付ける人もいる。
奥様が作ったカレーを、亭主が味見もせずいきなりウスターソースをかけて食べた事で喧嘩になり離婚した夫婦もいるらしい)

混ぜるという楽しみを最初から奪われ、別に必要でもない生卵を最初から載せられ、並の成人男子なら2杯食ってもまだ足りないくらいに少ないくせに750円も取るカレーが、未だに名物とは。
大阪は、エェとこや…