気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

藤沢周平の町のアル・ケッチァーノにて山形イタリアンを食す

2015-09-03 18:55:20 | グルメ
先日山形県鶴岡市を訪れております。
庄内地方の街で、作家、藤沢周平さんや、
近年は映画のロケ地として有名ですが、
関西からですと、どうしてもアクセスが・・・
仙台空港からの眺めは、復興途上の感があり、
4年半前の大惨事に、手を合わせるのみです。
ほとんどが高速道で、2時間弱で到着し、
この旅のかくれた楽しみ、『アル・ケッチァーノ』へ

山形イタリアンの雄、奥田政行シェフのお店です。
庄内地方の食材にこだわっておられ、
壁メニューにはマタギ、熊、鹿、山鳥、鴨、雉や生産者名等が、
今日は5皿のAコースをランチで頂きました。
ワインも味わってみたいのですが、車のためNG

別料理で、岩ガキのモロヘイヤソースを
私は、そのままが好きですが、これも良いかも
前菜:イナダにセロリ、イタリアンパセリ
*関東でイナダ、関西ではハマチ、北陸ではフクラギ
出世魚ブリの前に前で40~60cmですね。
日本は面白い、次に何が来るのかな
旬のスープ:だだっ茶豆と海藻(イギス
自家製のホカッチャが運ばれてきました。
このあたりで席はすべて埋まっており、
さすが、有名店ですね。
今年はミラノ万博・日本館の料理にも関わっておられ
ますます、予約がとりにくくなるのではないでしょうか。
稚鮎に茄子
稚鮎の苦みが茄子に移り、茄子田楽風です。
庄内浜のアクアパッチャ
庄内豚のグリル
トマトのパスタ
パスタ:外内鳥きゅうりと鯛のペペロンチーノ
イタリアンドルチェ
美味しくいただきました。
お料理はソースではなく、基本は塩、胡椒での味付けで、
薄味で、関西人には良いと思われますが、
食材に、塩、胡椒とオイルだけの料理だとの批評もあり、
さらに「星野や」にもお店を出されたらしく、
今後の奥田シェフの動向に目が離せません。

さあ数時間でお腹を空かせなくては。

追記:
知らずに旅館で買って帰ったお塩を見ると
おいしい理由はお塩だったのでしょう。

奥田シェフは写真左側”山ぶどう原液の塩”の監修者
そして日本ソルトコーディネーター協会顧問
納得ですね。
山ブドウの塩、いい色でしょう。
いろいろ料理に使え、楽しみが増しました。