芸術の秋になりましたね。
興味のある展覧会も目白押し・・・どうしましょう
音楽の秋の最初はフルートとチェンバロのデュオ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/10/fc5de76f74d8a654eec0f10036155d65_s.jpg)
工藤重典&リチャード・シーゲルさんのリサイタルを
雨の京都コンサートホール、アンサンブルホールムラタへ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/0f/888cfe9c4a70633ad8122943f2115dba_s.jpg)
この会場でフルートを聴くのは2015.5以来の二回目、
エマニュエル・パユさんと音色の相違はとワクワクしながら
ホール内に。入りは7分?くらい、若い人が少ない感じ、
時間になり、舞台へ引き締まった顔でお二人が登場されます。
顔を上げられた時に瞬時の笑顔が・・・、
調音のあと始まりました。
柔らかでかつ艶やかな初鳴りの音、続けて一音一音丁寧な演奏
それが優しくスムーズな息使いの奏法と相まって美しい
フルートの音色が作りだされておりました。
またチェンバロは控えめかと思えば、主張されるところは
きっちりと、息の合った演奏に。
心が豊かさで満たされました。
入りの少なさは、きっと若い方たちは、身ぶりの激しい
演奏スタイルが好みだからでしょうか?それとも。
プログラム編成は18世紀のバロック音楽をフランス‣ドイツの
大作曲家の作品からで、一部入れ替えがありました。
・J.S.バッハ: フルート・ソナタ ハ長調 BWV1033
・ラモー: 組曲『インドの優雅な国々』より
・クープラン: 王宮のコンセールより『趣味の融合』
・C.P.E.バッハ:フルート‣ソナタ変ロ長調Wq.125 H.552
20分緒休憩
・テレマン: メトディカ・ソナタ ロ短調 TWV41:h4
・J.S.バッハ: フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030
フルート作品の至宝と謂れ、スケールの大きさを
工藤さんは「正に宇宙的」と表現されており、
プログラムの終わりに相応しい曲に。
終わりのお辞儀の後、お二人が目を交わされる姿、そして
工藤さんの万面の笑みが演奏の高みが覗かれた一瞬でした。
アンコールは、3曲その前に必ずお話がありました。
・J.S.バッハ: 協奏曲 BWV1056より第二楽章「アリオ」
美しいメロディラインで、いつでも演奏したい曲と
・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調より
第一楽章「アレグロ」
フランス‣ドイツの作曲家でしたが、もう一つ忘れては
いけない国、イタリアと言えばヴィヴァルディですね。
会場はどっと沸きました。
・ハイドン:ヴァイオリン協奏曲ハ短調より「アダージオ」
ドイツバロックのもうひとりの大家といえばハイドン
会場はうれしさで割れんばかりの拍手が
最後にあまり聞こえなかった息継ぎの音がしっかりと二度三度
耳に、最後まで吹き切って頂け、お開きになりました。
私はあまり聴くことのないフランスバロックも聴け、
バロック音楽の素晴らしさをつくづく教えて頂けました。
雨も上り、暗い京都北山ですが、心の中は晴れ晴れとして
家路に付きました。でも
京都駅ホーム中で時間待ち、この充実感、でもお腹は?
駅中で求めた「抹茶ロールケーキ」を帰って紅茶で・・・。
京都なのになぜかしら大阪のおやつ「堂島スウィーツ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/44/f736e19bdcc3b4cdb584f1238addc8cd_s.jpg)
なお工藤重典&リチャード・シーゲル、デュオの予定は
・9月22日(金) 19:00 札幌/六花亭ふきのとうホール
・9月23日(土) 17:00 東京/Hakuju Hall
・9月24日(日) 16:00 出雲/ビックハート出雲
興味のある展覧会も目白押し・・・どうしましょう
音楽の秋の最初はフルートとチェンバロのデュオ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/10/fc5de76f74d8a654eec0f10036155d65_s.jpg)
工藤重典&リチャード・シーゲルさんのリサイタルを
雨の京都コンサートホール、アンサンブルホールムラタへ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/0f/888cfe9c4a70633ad8122943f2115dba_s.jpg)
この会場でフルートを聴くのは2015.5以来の二回目、
エマニュエル・パユさんと音色の相違はとワクワクしながら
ホール内に。入りは7分?くらい、若い人が少ない感じ、
時間になり、舞台へ引き締まった顔でお二人が登場されます。
顔を上げられた時に瞬時の笑顔が・・・、
調音のあと始まりました。
柔らかでかつ艶やかな初鳴りの音、続けて一音一音丁寧な演奏
それが優しくスムーズな息使いの奏法と相まって美しい
フルートの音色が作りだされておりました。
またチェンバロは控えめかと思えば、主張されるところは
きっちりと、息の合った演奏に。
心が豊かさで満たされました。
入りの少なさは、きっと若い方たちは、身ぶりの激しい
演奏スタイルが好みだからでしょうか?それとも。
プログラム編成は18世紀のバロック音楽をフランス‣ドイツの
大作曲家の作品からで、一部入れ替えがありました。
・J.S.バッハ: フルート・ソナタ ハ長調 BWV1033
・ラモー: 組曲『インドの優雅な国々』より
・クープラン: 王宮のコンセールより『趣味の融合』
・C.P.E.バッハ:フルート‣ソナタ変ロ長調Wq.125 H.552
20分緒休憩
・テレマン: メトディカ・ソナタ ロ短調 TWV41:h4
・J.S.バッハ: フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030
フルート作品の至宝と謂れ、スケールの大きさを
工藤さんは「正に宇宙的」と表現されており、
プログラムの終わりに相応しい曲に。
終わりのお辞儀の後、お二人が目を交わされる姿、そして
工藤さんの万面の笑みが演奏の高みが覗かれた一瞬でした。
アンコールは、3曲その前に必ずお話がありました。
・J.S.バッハ: 協奏曲 BWV1056より第二楽章「アリオ」
美しいメロディラインで、いつでも演奏したい曲と
・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調より
第一楽章「アレグロ」
フランス‣ドイツの作曲家でしたが、もう一つ忘れては
いけない国、イタリアと言えばヴィヴァルディですね。
会場はどっと沸きました。
・ハイドン:ヴァイオリン協奏曲ハ短調より「アダージオ」
ドイツバロックのもうひとりの大家といえばハイドン
会場はうれしさで割れんばかりの拍手が
最後にあまり聞こえなかった息継ぎの音がしっかりと二度三度
耳に、最後まで吹き切って頂け、お開きになりました。
私はあまり聴くことのないフランスバロックも聴け、
バロック音楽の素晴らしさをつくづく教えて頂けました。
雨も上り、暗い京都北山ですが、心の中は晴れ晴れとして
家路に付きました。でも
京都駅ホーム中で時間待ち、この充実感、でもお腹は?
駅中で求めた「抹茶ロールケーキ」を帰って紅茶で・・・。
京都なのになぜかしら大阪のおやつ「堂島スウィーツ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/44/f736e19bdcc3b4cdb584f1238addc8cd_s.jpg)
なお工藤重典&リチャード・シーゲル、デュオの予定は
・9月22日(金) 19:00 札幌/六花亭ふきのとうホール
・9月23日(土) 17:00 東京/Hakuju Hall
・9月24日(日) 16:00 出雲/ビックハート出雲