気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

今朝のお稽古のしつらえ

2015-03-21 09:32:52 | しつらえ


今日は春分の日ということで、

茶室(やなぎ)、玄関(さくら)として軸を替えました。



茶室のお軸は、 柳は緑、花は紅 大徳寺さんです。



お雛様のお茶入れにしましたが、旧暦でもあとすこしですね。


さくらと椿をいただきましたが

2015-03-20 11:22:23 | しつらえ




さくらと椿をいただきましたが、大きすぎて、花瓶がありません。
(さくらんぼのきだそうです。ソメイヨシノは奈良では26日ごろかな)

壺を出してきて、活けて玄関に置いた途端、大変
割れてしまいました。

また
(私は半年ほど前にも信楽焼の壺を割りました。なにもしていないのに)
あたりは水浸し、

そうそうにお稽古をしなくては。かたずけを

お年を召しておられるので、点茶盤でさせていただきました。


ばんぺいゆでピール作りに挑戦

2015-03-19 20:31:06 | 主菓子とお干菓子


先に作った甘夏のピールをあげたら、喜ばれて、これで一度挑戦してくださいといわれてもらってきたばんぺいゆ


柑橘類では世界で一番大きな晩白柚(ばんぺいゆ)は、ザボンの一品種です。名前は、晩(晩生)で白(果肉が白っぽい)い柚(中国語で丸い柑橘という意味)に由来しております。


中身はみんなでおいしくいただき、皮だけ切っても切ってもお鍋いっぱい



これがなかなかのくせもので、うまくいきません。




出来ましたらお見せします。
お稽古の準備をしなくては。

追記3/21



オーブンで乾燥させたところ
大きいだけに、やはり



一部はジャムとなりました。

量が多すぎたみたいです。残念

なお3/23日も自然乾燥中です。

春の陽気のなかでのお稽古

2015-03-17 12:30:05 | お稽古


ぽかぽかとした春の陽気の中で、今朝のお稽古がはじまりました。
お二人でしたが、お一人は用事があり、来られて早々にお帰りになりました。
残られた方は、法華寺のお花をされている方で、お寺にはボランチティアで
お花を活けておられるようで、日ごろ聞けないようなお話も伺うことができました。

玄関のお軸を替えてみました。
薬師寺元管長の高田好胤さんの色紙です。

奈良にもやっと春がやってきました。

2015-03-16 16:54:20 | 日記


”奈良にもやっと春がやってきます。”
というのも奈良ではお水取りが終わらないと
春が来ないといわれております。



お水取り最後の行事が、15日の9時から15時まで
「達陀帽戴き」が二月堂であり、これは「達陀の行法」
で使用された蒙古の兜の様な形をしたピカピカ金襴の
達陀帽を幼児の頭に被せる行事で、誰でも参加することが出来ます。
達陀帽を被ったお子さんは賢い子に育ちますよ。

今日のお稽古はさわがしい。

2015-03-15 10:20:04 | お稽古


平棗はみる貝の海松



今朝のお稽古は、女性3名と見学者2名どちらも女性で、
みんな同年代、子供達の幼稚園や小学校が同じなため
お稽古がはじまり、紹介事にめいめいがことを話し出すと、
やかましいこと。
もう少し勉強せねばなりませぬ。





菓子はどうしようかと考え、ヨモギとつくしを摘みに
昨日の4時ごろ急に思いつき、出かけました。
ヨモギはやや小ぶりですが、土手等にところどころに、
道端にも出ておりますが、わんちゃんの○○で汚れているかも。
NG!
つくしは住宅地内ではまだはやく、次回近くの田畑へ行こうかな。
夕暮れ時は寒くなり、早々に帰宅しまし、
ヨモギを茹でたら、なんともいえない、いい香り。春ですね。
しかしヨモギを用いたいい案が浮かばず、残念。
ウグイス餅になりました。
砂糖を入れ忘れたため、甘くはないが、餡が甘いので
私にはOKかも。
召し上がれた方々、いかがでした。

今朝のお稽古は御茶箱(花)です。

2015-03-14 12:02:37 | お稽古


女性お二人がお見えになりました。
お一人は雨なのに、着物を召してみえられました。
さすが、着付けの師匠様です。ポリエステル製だそうです。

お花は、先週も使った”胡蝶侘助”にしようと思ったが、
やっと咲き始めた”天津乙女”(あまつおとめ)にしてみました。



菓子は、ゆりねきんとん 
手作りなので名前をつけるとすれば、
菜の花、ムムム


二月堂でお香水をいただきました。

2015-03-14 08:47:05 | 日記


昨晩13日午後8時半頃に修二会が行われている東大寺二月堂へ
御香水を授かりに行ってきました。
午後7時からのおたいまつの後なので、帰る人とすれちがいましたが、
夜のとばりの中に二月堂がひっそりとたたずんでいました。



二月堂から奈良市内を眺めれば、東大寺大仏殿も夜の闇の中に



一般の人が御堂の中にはいれるのは、南、西、北面ですが、
御香水を授かれるのは西面だけなので、
その重い木の扉を開けると、人人で座れるところは少なく、
静寂の中すみませんと小声で御願いして、
少しだけあいている場所に座ることができました。
練行衆の読経が耳の中に・・・・・
足が痛い、正座はつらく、胡坐や体育館座りをする。行儀が悪いが!
五体投地のあの音、聞くだけでも痛そう。でも人により音が違います。

走りの行で木のさしかけ(沓)をはいて内陣を駆け回っておられたのが、
内陣に松明が回り、素足での静かな走り行の合間にも五体投地もあり、その後
昨夜のお水取の行で、須弥壇下の香水壺に蓄えられていた香水が、
一般のひとにも、授けられました。
格子戸の中に皆がそれぞれに手を突出し、その手の内に、少量ですが分け与えていただきました。
口に含ませていただくと、何とも言えない気持ちになり、残りを顔に擦り込みました。

ネットで検索しましたが、
”御香水は走りの行法のあと、練行衆に喉の渇きを癒すものとして授与され、お相伴として参詣者にも振る舞われるのです。観音の霊力のこもった霊水として、信者さんたちには大変に貴重なものだそうです。”

その後、韃靼の行が行われるのですが、11時40分、あきらめて早々に家路につきました。


東大寺のホームページからの引用ですが、
修二会とは
「十一面悔過(じゅういちめんけか)」といい、十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)を本尊とし、「天下泰平(てんかたいへい)」「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」「万民快楽(ばんみんけらく)」などを願って祈りを捧げ、人々に代わって懺悔(さんげ)の行を勤めるものです。
本行の行法
おたいまつに伴われて、練行衆が上堂すると、初夜の行法としてまず「読経(法華音曲)」、初夜の「時」、「神名帳」、 「初夜大導師の祈り」、「初夜咒師作法」があり、引き続いて半夜の「時」、禮堂に出ての「法華懺法」が行われます。 ただし、五、六、七日及び十二、十三、十四日には「法華懺法」のかわりに「走り」が行われます。後夜になると後夜読経、後夜の「時」、「後夜大導師の祈り」、「後夜咒師作法」、さらに 晨朝の「時」が勤められ、その後童子の手松明の明かりを頼りに下堂して就寝します。下堂する時間は、日によりますが、午前一時から午前四時半頃までの間となります。
なお13日は後夜咒師作法の後に「達陀」が行われます。