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20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

中学国語指導案・音読指導の技術26

2014-04-09 20:57:03 | 中高国語など指導案
2014-04-09up
中学国語指導案・音読指導の技術26

[どんな教材でも始めは、ありの巣]
1 題名横に「ありの巣」10個
  一度、文、詩を読むたびに塗らせる

[教師の読み聞かせなど]
2 読み聞かせ
   文学教材では必ず教師が全文読む
   説明文は場合・学年に応じて

3 一人で
  「自分で一度読みなさい」

2 追い読み
  「先生のあとに続いて読みなさい」
  「先生と同じ大きさと速さで」

[丸付けコンビの音読]
3 丸よみ(句点読み)
  「丸で交代して読みなさい」

4一行交代
  「一行交代で読みなさい」

5 段落で交代
  「段落で交代して読みなさい」

6 1分交代
  「1分交代読み。一人目、始め」
  「そこまで。交代。二人目はい」
  「そこまで。交代。はい」
  「そこまで。ラスト。始め」
 ★「一人が、なかなかうまいね、
   もう一人が、君は天才だね。
   相手に言ってあげなさい」


7 声をそろえて
  「二人でぴったり声をそろえて読みなさい」

8 競争読み
  「競争します。※ページだけ。読み終わったら相手に、終わったよ、と言いなさい。
   ヨーイ。始め」

[全員の音読]
9 何回読んで座る
  「三回読んで座りなさい」
  「全員起立。始め」全員起立、は慣れたら省略

10 全部
  「全部読んで座りなさい。始め」

11 方向を変える音読
  「全員起立。プリント持って。
   合図をしたら、
   廊下向いて一回、
   後ろ向いて一回、
   窓向いて一回、
   黒板向いて一回。
   全部で何回?四回。終わったら座る。
   行くよ。ヨーイ、始め」

12 斉読
  「全員で声をそろえて読んで聞かせてもらいます。どこどこから。さんはい」

13 音読の姿勢・三つのポイント
   ①「教科書を両手で持ちなさい」
   ②「首筋立てて」
   ③「両足の裏を床に着ける」

   (このあと、追い読みなどを行なう)
   (着座の読みテストなどもこの姿勢)

14 「隣りクラスに聞こえる声で読むよ」
   (ドアを少し開けてみせる)

15 「黒板を突き抜けて隣りに聞かせるよ」

16 「グランドに人がいます。聞かせてあげます。
   全員起立。窓向いて。ついて読みなさい。
   祇園精舎の鐘の声、~、諸行…」

[音読個別評定][暗誦テスト]
17 必ず褒める
  (どんなことでもよい。教師の評価基準、褒め言葉を年々増やす)
  (ただし、フシの付けすぎ、語尾が重すぎ。
   これは、その場で見本を見せて直させる。
   そして、褒める)

18 生徒に考える間を与えず瞬間評定
  (教師もAかBか、度々迷う。
   が、迷いを見せずに瞬間に断言する。
   間違ってもよい。経験で正確になる)

19 コンビで模擬テスト
  「テストの前に、コンビで模擬テスト。
   最初の生徒役決めて。起立。始め」

20 音読(暗誦)テストの評価
   ①詩は一行1点、散文は一文1点など。
   ②範囲を指定して、何点満点か予告する。
   ③範囲を読み(暗誦し)続ける。
   ④教師はミスした部分は数えない。
   ⑤終わってすぐ「何点!」と言う

21 声を大きくさせる「誰々に向かって」
  「全員起立」
  「教室で一番遠くにいる人を決めます」
  「名前読んで。手振って」
  「その人に聞こえるように5行読みます」
  「さんはい」
  (一度目は、とても声が小さいときがある。
   やめ。顔を上げなさい。相手の耳に届くように。もう一度最初から。さんはい)

[古文の音読]
  注)教師が古文を7つとか、9つとかに分け、
    生徒に丸番号を書かせるとよい。

22 現代語訳・古文・交代読み①
  「先生が下の段の現代語訳を読みます。
   みんなは上の段の古文を読みます。
   場所を間違えちゃダメだよ。
   今ではもう昔のことだが
   ~今は昔~
   うまいっ。竹取の翁と・・・」

23 22番の逆・古文・現代語訳・交代読み②
  「今度は、先生が上の段、古文。
   みんなが下の段、現代語訳」

24 22番を丸つけコンビで行なわせる

25 23番を丸つけコンビで行なわせる

26 古文暗唱テスト※点満点
  「⑦番まで暗記テスト。
   途中を忘れても最後まで言っていい。
   できた所だけ点数に入れてあげます」

★音読テストも、暗誦テストも、授業内に充分しつこく練習をさせる。

★変化のある繰り返しで十回も十五回も。
 [いじわる教師は、家で練習してきなさい、と言う。
 してくるのは元々できる生徒だけ。
 かくして、できない生徒は、ますます嫌いに不得意になる。
 嫌にならない「変化のある繰り返し」で、ふつうなら嫌になるほど練習させてしまう。
 できるようにさせるのが、国語教師の腕]

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