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習熟度別クラスと国全体の学力/ブログ内記事再掲載

2019-05-19 12:29:00 | 中高国語など指導案
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2019-05-19
2013-05-05up
習熟度別クラスと国全体の学力
■1■2012/7/17
習熟度別に関しては…より
  教育学的なアプローチでは実はあまり成功例がなく
  制度の上では非常に運営が難しい制度

●習熟度別の運営の難しさは…
  2つ、3つに分けても個人の学力差は必ず存在するので
   分けても個人の学力差は必ず存在
する
  よっぽどの低学力の子に対しては特別な支援は必要かもしれませんが、
   大多数の子にとっては2~3つに分ける習熟度別クラス編成は不必要

●トラッキング、ストリーミング
  生徒の能力に応じてクラスを編成するやり方を
   トラッキング、ストリーミングと教育学では呼んでいます
   トラッキングを早い段階で大規模に行なっている国ほど、
  国全体の学力が低くなっているという結果
があります 
  これはOECD・PISA調査という国際的な学力調査で明らかになりました
  逆に平等なシステムほど国全体の学力は高いという結果が出ています
  システムで対応するのではなく
  …いい教師をたくさん持っている国の方がいいという事


■2■文科省、学力格差黙認2007/11/14
文科省…各校の習熟度別学習への取り組み状況と正答率の相関
日常を哲学するブログ~A day in the life~Yahoo!ブログ
より
  かたくなに公表を拒んだデータ
  習熟度別学習とは、平たく言えば成績の良い者と悪い者とを分けて教える事
  『ところが、両者に大きな相関が見られないとして、結果は非公開に。
   「そのまま数値を公表すると、
    習熟度別学習に効果がないような誤解を与えてしまう。
    学力調査室はこう説明した』
   そうだ。

  習熟度別学習の『効果』はあった
   成績上位層の学力の伸び、が、習熟度別学習を行っていない学校と比較して、高かった
   逆に、成績下位層では学力が更に低下したのであれば、その平均値は変化しない。
   習熟度別学習が「学力の二極化を促進する」という結果が出たのである

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