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2015-07-19up
傭兵:以下の紹介記事では、宿題代行依頼の主目的は「中学受験勉強の無駄軽減」とある。
だが、それは勉強がとても得意な生徒が代行依頼する場合だ。
問題は「できない・わからない生徒」が、
学校・学年教員が調整せずに出す、莫大な宿題を「処理」できないことにある。
これが、表に出ない。
ブログ内で繰り返すが、宿題は本当にできない生徒にとって、ほとんど役に立たない。
ただ、9月に怒られないための「処理」に過ぎない。
言い尽くされた通り、所得の高低・学力の高低は比例して、格差は二極化している。
宿題代行業者は、馬鹿げた「高額代金」を取る。
できない生徒は、だから「宿題処理」のため塾に通い、教えてもらう。
どちらがカネがかかるかは、誰かが調べてもらいたい。
本当に学力が身につき、やりがいがあり、適切な分量の宿題なら生徒はやる。
そうでないから、こういう馬鹿げた問題が年々増加する。
「宿題をもっと出せ」という保護者を納得させる授業の質の事実を、学校は持つべきだ。
学校・学年全体で「宿題の質・量」の調整をするべきだ。
まあ、ぐろーばるか、が流行っている昨今なら、夏の宿題は全廃するのが筋だ。
宿題代行サービスが盛況な本当の背景