普通のひなまつりは家それぞれにおひなさまを飾って家族で見る
のですが、街で揃っておひなさまを飾ってほかの人にも見てもらう
のが真壁のひなまつりです。
真壁のひなまつりが開催されている茨城県真壁町は2005年10月1
日に合併して桜川市になりました。
2月19日、桜川市の中心駅のJR水戸線岩瀬駅でバスに乗り換えると
、バスはわたしが生まれた県西総合病院の前を通りました。そして
中学生のころ友だちと見に行った筑波鉄道の廃線跡に並行する県道
を通って真壁に着きました。
おひなさまを公開しているのは、商店街のお店が中心ですが、商
工会・桜川市真壁庁舎(合併前の町役場)・郵便局・食品チェー
ンストアカスミなどにも飾ってあって、100ケ所以上あります。
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▲ 「タサキ洋品店のおひなさま」
真壁中央公民館などに置いてあるひなめぐりマップでは37番の
お店です。おひなさまは天候のこともあるのでこのように屋内
に展示されています。じっくりと見るには建物の中に入ること
になり、通り過ぎるだけでないのがこのおまつりの特色です。
▲ 「真壁のひなまつりの人出」
大都市でも観光地でもない人口数万人の地域でもこれだけ賑わ
います。人口数万人の地域ではショッピングセンター以外はシ
ャッター街と化しているのが珍しくないので、これには認識を
改めさせられました。
▲ 「宮本精肉店の店先」
ひなめぐりマップでは25番のお店です。既に持っているもので
やった町おこしの結果がこれです。ほかの町の普通の肉屋さん
も…。
● 「蔵の街・真壁のひなまつり~和の風第四章(第四回)」は
2006年2月4日~3月3日開催です。3月4日・5日は週末で
すが、さっさとしまわれるようです。
● 2月18日に駅からハイキング「ひなまつりと街並み散策」が実
施されました。
● 2月11・12・19・25・26日にはJR水戸線下館駅~真壁駅(旧筑波鉄
道)間のバス路線に下館駅10:05発の臨時便が運転されます。
そして 2月18・19・25・26日には一部の道路が歩行者専用とな
り、よりひなめぐりがしやすくなります。
● 東京方面からは、公共交通ではつくばエクスプレスつくば駅か
らバスで、クルマでは常磐自動車道土浦北ICから国道125号でア
クセスするのがベターです。
● ひなめぐりマップ、バスの時刻、駐車場など詳しい情報は
公式ホームページ[→]をご覧ください。
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三由屋菓子店(ひなめぐりマップでは85番のお店)で
ひなまんじゅうを家族へのおみやげに買って帰路につきました。
今の時期、北関東では真壁のひなまつりのほかにも
「奥日光湯元温泉雪まつり2006」や「水戸の梅まつり」などが開催
されています。