みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

性自認の重み

2012年12月02日 | 性格と性別
 11月22日に放送された「オトナへのトビラTV」だけでなく
9月30日の下野新聞でも性別の悩みについて取り上げていました。
 けれども、他の問題と同じように
「気付かない」・「分からない」・「受け入れない」
でここまで至らないケースが潜在しているようです。

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 学校で対応出来なければ、不登校や退学の要因にもなります。
性自認の重み

 学校生活上は男子になっていても性自認が男でなければ、
‘男子生徒は同性という認識’だけでなく
‘男子生徒は
自分という認識’も持ちにくく
自分は“何をどれだけどのようにしてやるか”も定まらないという
ことにもなりかねません(誰の学校生活?)。

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 学校生活上は男子になっていれば女子には
同性として認識されない’ことにもなります。
もし男子のグループにも女子のグループにも入れなかった場合…、
このブログの11月18日のエントリーで紹介した青木 省三の著書
にこんな文章があります。

「・・・狭い教室に、同年代の人が大勢いて、朝から夕方まで過ごす。
 それなのに時には友達を作り損ねることもある。
 そうなると、朝から夕方まで、君は一人で過ごすことになる。
 ・・・同級生たちが、集まってワイワイと話している側で、
 ・・・いろいろと工夫してみたとしても、どれもそれほど楽ではな
 い・・・」


 本来は女子のグループに入っているところだけど、
諸般の事情で男子のグループに入っている場合は…
男子のグループで会話をしながら
女子のグループを見てロールモデルにし
それらをベースに女子としての学校生活をイメージする…

これもある意味楽ではないような。

横浜にも神戸にもそごう

「横浜にも神戸にもそごう」

  もし、
  兵庫県の中高生が女子として学校生活を送らせてもらえなかっ
  たら、
  神奈川県の女子のイメージを通して学校生活を送る!?。



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※甲斐の国の高速道路には吊り天井のトンネルがあった。
コメント
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