みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

東武日光線また縮小

2020年06月07日 | 公共交通
6月6日に東京メトロ日比谷線に「虎ノ門ヒルズ駅」が開業しまし
た。
ですが、新型コロナウイルス感染症が流行してからは、
在宅勤務(テレワーク)へ移行する動きも出ています。
そうなると虎ノ門ヒルズのようなビルにオフィスを構えることや
そこへ地下鉄で通勤することの必要性も減っていくかも知れませ
ん。
日本では鉄道事業は民間企業の営利事業として行われているので、
利用者が減少して赤字になると維持出来ません。

東京メトロ日比谷線に列車が直通している東武鉄道でも6月6日に
ダイヤ改正が行われました。
東京の
浅草駅~栃木駅~東武宇都宮駅間の「特急しもつけ」は利用
者の減少のため運転が取り止め
られました
(実はそれ以前からコロナウイルスを理由に運休)。

東武日光線では近郊列車の縮小が繰り返されています。
2008年のリーマンショック以前は東京から東武宇都宮線や東武鬼怒
川線へ近郊列車でも直通運転が行われていましたが、その後南栗橋
駅で運転が打ち切られ乗り換えとなるケースが増えました。
2011年の東日本大震災後の節電ダイヤを経てからは南栗橋駅~栃木
駅間の運転本数が徐々に1時間に3本から2本に削減されていき
ました。
2017年のダイヤ改正では6両から4両に編成が短縮されました。
2020年のダイヤ改正ではやはりというかとうとうというか
東武宇都宮線との車両の共通運用で
南栗橋駅~栗橋駅~栃木駅~東武宇都宮駅間で
ワンマンカーによる直通運転が始まりました。
同じ4両編成でも長さが約10%短い車両を用いています。

特急列車で栃木駅まで行ってもホームの向かい側に始発の東武宇都
宮駅行きの列車が停まっているというのは少なくなりました。


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