ワシは有言不実行、知行混乱な人間だ。
反省はしないが、気まぐれに変えるのは好きだ。
意識の基準を「正誤」から「やわらぎ」に、
なんて書いているくせに、いつも題名が硬い。
最近、硬くあるべきトコロが柔らかくなっているが、
そこが何処だかはアナタが詮索するべきじゃない。
乱雑なのは頭だけじゃない。
昔から本を読むのは好きだった。
文字中毒症だった頃もある。
できるだけ厚い本でないと満足しなかった。
ナナメ読みはしないが、速読タイプだった。
月日は流れ、努力研鑽の成果が現れた。
乱読、積どく、メンドク(さい)の三位一体を極めたのだ。
表紙を見るだけで内容が解る。
手を当てれば、智慧が流れ込む。
これがウワサの求聞持法かぁ・・・。
片鱗でも触ってみれば意識は変わるが、
こんなの・・・ツマンナイ。
便利、早いは、ツマラナイものなのだ。
好きなオナゴはいつまでも愛でたい。
少し触っただけで、イッてどうする?
好きなマンガはゆっくり愉しむのがいい。
パラパラめくりで読んでしまったら、
一所懸命書いてくれた漫画家さんに失礼だ。
珈琲と和菓子が残っているのに、
マンガだけ終わっては調和がとれない。
人間、賢い人は稀で充分だ。
誰でも脳細胞は壊れるように創られている。
記憶も知識もボケてくるようになっている。
応用できないのに詰め込むのは無意味だ。
ワシはアホの人間で生きたい。
このように文章文体の乱れも趣味なのだ。
昔、書くのが好きなくせに苦労して書いた時期があった。
上手く書こう、という意識があった。
読んでいただく人が解りやすく、と思っていた。
自分の文才程度が観えてなかったのだ。
「氣」のプロとなって気づく事は多い。
「氣」は上辺、体裁が通用しない。
ウソも技術も通用しない。
ウソに「氣」は乗らないのだ。
この世の仕組みはヒネクレている。
ワシが書きたいように書く。
読む人の事など、知った事かぁ・・・。
そう変えたら、ワシの手から離れた。
御筆先様が勝手に書いてくれるようになった。
今では第一番目の読者がワシになったのだ。
(それにしても題名の「ウン○」は何処?)
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」