ファシリテーションのスキルは、
教わったからといって、すぐにできるようになるものではありません。
これも、ピアノと似ているかも知れませんね。
「両手でこうやって弾くのですよ」と言われても、
そう簡単に両方の手が一度に別々の動きはしてくれません。
まず、右手、右手ができるようになったら、左手、
そして左手ができるようになったら、両手で合わせてみる。
ファシリテーションスキルも、やり方がわかったら、
個別のスキルを単独で磨いていって、それぞれができるようになったら、
同時に使ってみる、とすれば良いかも知れませんね。
ただし、やっかいなことに、ファシリテーションスキルは、
ピアノと同じで、しょっちゅう弾いてないと、指がなまっちゃって、
この間弾けたのに、今日は弾けない・・・なんてこともあります。
毎日弾いていれば、ずっと引き続けることができるのでしょうが。
この点、自転車やスキーとは、ちょっと違いますね。
自転車やスキーは、一旦見に付けてしまうと、
何年もやらなかったとしても、忘れないと言われます。
1ヶ月ぶりで、自転車に乗ったら、乗れなくなってた・・・・なんて話
聞いたことないですよね。
でも、ピアノを1ヶ月弾かなかったら・・・・バレエを1ヶ月練習しなかったら・・・。
せっかく身につけていたはずのものが、
できなくなってしまいます。
もっとも、最初から練習するよりは、早くできるようになるとは思いますが・・・。
さて、そんなファシリテーションスキルなので、
講座を開催しますと、再受講する方が結構いらっしゃいます。
再受講者がいらっしゃる場合は、講座の中で行うアイスブレイクや、
セッションをなるべく変えて行ったりもしますが、
どうしてもやらなければならないものも出てきます。
あなたが再受講者だったら、そのときどう思いますか?
「また、同じのか?違うのをやって欲しいなぁ・・・」
「あっ!これ、前にやったので知ってる!チョロイ!チョロイ!」
「あっ!これ、知ってる!でも、相手が変わるとこんなに違う結果になるのか?」
「あっ!これ、知ってる!どうやったら、講師のようにできるかな?」
さあ・・・どれに、一番近いですか?
それとも、もっと違うことを感じますか?
あなたが、ファシリテーションスキルを身につけたいとしたら、
自分の思考をどのようにすれば良いと思いますか?
雪山で遭難したときに、チョコレートが半分残っていました。
このときに、あなたはどう思うでしょうか?
「あぁ~・・・・チョコレートが全部残っていたらなぁ・・・・」
「あっ!チョコレートが半分残ってる!」
あなたは、どちらのタイプですか?
残っているチョコレートは半分。無くなっているチョコレートも半分。
あなたの脳のクセは、なくなってしまったものに思考がいってしまうのか?
今あるものに思考がいくのか?
プラス思考とマイナス思考の差・・・と言ってしまえば簡単ですが、
過去に目が向く人と、未来に目が向く人では、
その後の行動に大きな差が出てきます。
モチベーション(やる気、意欲)が違ってきますから、
その後の結果にも大きな差が出ます。
失ったものにあなたの心が捉われていてよいのか、
今目の前にあるものをどう活用するか考えた方がよいのか、
これを選択するのもあなた次第です。
講座の中で、同じエクササイズ(演習問題)を行っても、
何度も復習して覚えようとする人や、
相手が変わることで違いがあることに気付く人は、
どんどん成長していきます。
「なんだ、知ってるやつか・・・」と思った瞬間、あなたの脳は、
(じゃあ、吸収しなくていいんだ・・・。)と、
そこから学ぶことをしなくなります。
せっかく優秀な脳を持っていても、
「使おう!」という「意志」を持ったり、
使う環境におかないと、使わないでしまいます。
せっかくの脳を使わないともったいない!
せっかく講座を受講しても、そこから学ばなければもったいない!
ナニを学ぶかは、あなた次第!!
特にファシリテーションスキルは、一朝一夕では身に付かないので、
繰り返すことも大切です。
また、自分がファシリテーターになりたければ、
講師は、
「このときに、どう言ったか?」
「この言葉に、どう切り替えしたか?」
「この内容に、どう反応したか?」
「どんなフィードバックをしたか?」
そういう視点で見ると、同じ講座を何度受講しても、
学ぶところはいろいろあると思います。
あなたが、目指すところによって。
長くなっちゃいましたが、言わんとするところ・・・
伝わったでしょうか?
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教わったからといって、すぐにできるようになるものではありません。
これも、ピアノと似ているかも知れませんね。
「両手でこうやって弾くのですよ」と言われても、
そう簡単に両方の手が一度に別々の動きはしてくれません。
まず、右手、右手ができるようになったら、左手、
そして左手ができるようになったら、両手で合わせてみる。
ファシリテーションスキルも、やり方がわかったら、
個別のスキルを単独で磨いていって、それぞれができるようになったら、
同時に使ってみる、とすれば良いかも知れませんね。
ただし、やっかいなことに、ファシリテーションスキルは、
ピアノと同じで、しょっちゅう弾いてないと、指がなまっちゃって、
この間弾けたのに、今日は弾けない・・・なんてこともあります。
毎日弾いていれば、ずっと引き続けることができるのでしょうが。
この点、自転車やスキーとは、ちょっと違いますね。
自転車やスキーは、一旦見に付けてしまうと、
何年もやらなかったとしても、忘れないと言われます。
1ヶ月ぶりで、自転車に乗ったら、乗れなくなってた・・・・なんて話
聞いたことないですよね。
でも、ピアノを1ヶ月弾かなかったら・・・・バレエを1ヶ月練習しなかったら・・・。
せっかく身につけていたはずのものが、
できなくなってしまいます。
もっとも、最初から練習するよりは、早くできるようになるとは思いますが・・・。
さて、そんなファシリテーションスキルなので、
講座を開催しますと、再受講する方が結構いらっしゃいます。
再受講者がいらっしゃる場合は、講座の中で行うアイスブレイクや、
セッションをなるべく変えて行ったりもしますが、
どうしてもやらなければならないものも出てきます。
あなたが再受講者だったら、そのときどう思いますか?
「また、同じのか?違うのをやって欲しいなぁ・・・」
「あっ!これ、前にやったので知ってる!チョロイ!チョロイ!」
「あっ!これ、知ってる!でも、相手が変わるとこんなに違う結果になるのか?」
「あっ!これ、知ってる!どうやったら、講師のようにできるかな?」
さあ・・・どれに、一番近いですか?
それとも、もっと違うことを感じますか?
あなたが、ファシリテーションスキルを身につけたいとしたら、
自分の思考をどのようにすれば良いと思いますか?
雪山で遭難したときに、チョコレートが半分残っていました。
このときに、あなたはどう思うでしょうか?
「あぁ~・・・・チョコレートが全部残っていたらなぁ・・・・」
「あっ!チョコレートが半分残ってる!」
あなたは、どちらのタイプですか?
残っているチョコレートは半分。無くなっているチョコレートも半分。
あなたの脳のクセは、なくなってしまったものに思考がいってしまうのか?
今あるものに思考がいくのか?
プラス思考とマイナス思考の差・・・と言ってしまえば簡単ですが、
過去に目が向く人と、未来に目が向く人では、
その後の行動に大きな差が出てきます。
モチベーション(やる気、意欲)が違ってきますから、
その後の結果にも大きな差が出ます。
失ったものにあなたの心が捉われていてよいのか、
今目の前にあるものをどう活用するか考えた方がよいのか、
これを選択するのもあなた次第です。
講座の中で、同じエクササイズ(演習問題)を行っても、
何度も復習して覚えようとする人や、
相手が変わることで違いがあることに気付く人は、
どんどん成長していきます。
「なんだ、知ってるやつか・・・」と思った瞬間、あなたの脳は、
(じゃあ、吸収しなくていいんだ・・・。)と、
そこから学ぶことをしなくなります。
せっかく優秀な脳を持っていても、
「使おう!」という「意志」を持ったり、
使う環境におかないと、使わないでしまいます。
せっかくの脳を使わないともったいない!
せっかく講座を受講しても、そこから学ばなければもったいない!
ナニを学ぶかは、あなた次第!!
特にファシリテーションスキルは、一朝一夕では身に付かないので、
繰り返すことも大切です。
また、自分がファシリテーターになりたければ、
講師は、
「このときに、どう言ったか?」
「この言葉に、どう切り替えしたか?」
「この内容に、どう反応したか?」
「どんなフィードバックをしたか?」
そういう視点で見ると、同じ講座を何度受講しても、
学ぶところはいろいろあると思います。
あなたが、目指すところによって。
長くなっちゃいましたが、言わんとするところ・・・
伝わったでしょうか?
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