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長岡の「米百俵の精神」

2012年01月02日 20時49分29秒 | 映画・ドラマ・舞台
映画「山本五十六」の主人公山本五十六氏は

新潟県の長岡出身ですが、長岡出身の若い隊員が、

三つの大切なことを話すシーンがありました。

ひとつは、先人を敬う・・というような内容で、

その最後に語ったのが「米100俵の精神」でした。


なんでも、戊辰戦争のあと焼野原となった長岡に、

お見舞いとして米100俵が届いたとき、

これだけあれば藩士みんなの腹が満たされる!

だけど、いっとき腹が満たされても何も残らないとして、

その米を売って、学校を築いたというのです。

優秀な人材を育成すれば、

米100俵どころか、1000俵でも手に入れることができる!

と判断したそうです。



第二次世界大戦のあと、

日本は経済復興に力を入れましたが、

同じく敗戦国だったフィンランドは

長岡と同じように教育に力をいれたそうです。

その結果が世界的に有名なノキアを築いたそうです。


今、震災復興を考えるときに

一番優先すべきは「教育」なのかも・・・と思いました。

これから育つ子どもたちが

未来に希望を持って生きていけるようにするのが

大人の役目だと思います。


主語を「自分たち」ではなく、

「未来の子どもたち」に換えて話してみると

新たな可能性が見えてくるかも知れません。


子どもたちが安心して学べる環境を

最優先したいものです。