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『和』を極める!

2013年08月06日 10時32分05秒 | 極和ファシリテーション

『和』を極めると書いて「きわみ」と読ませた極和ファシリテーション!!

一般的にファシリテーションは、アメリカから入ってきたコミュニケーションスキル

と言われていますが、実はアメリカはGHQが江戸のまちづくりを研究し

生み出したものなのです。

だからファシリテーションのルーツは「江戸しぐさ」なのです。


そして、江戸しぐさのルーツを探れば、

陽明学の「知行合一」であり、近江商人の「三方よし」であり、

更に遡れば、聖徳太子の17条憲法の

「和を以て貴しとなす」までさかのぼることができます。


この場合の「和」とは、決して体裁として整えているものではなく、

お互いの意見をしっかり議論した上での「和」なので、

決して表面的なものではないのです。


アメリカから入ってきたファシリテーションと区別するために

「極和(きわみ)」と名付けたのですが、

これほど「和を極める」ということに深い意味と関連があるとは

当時はわかりませんでした。



私が30代の頃所属していた青年会議所(JC)という組織がありますが、

ここ出の活動を通じて、「和」の在り方を体感させて頂きました。


例えば、あることに対して意見をぶつけ合い、

賛成!反対!の喧々諤々!!

最終的には幹事に任せることとなり、結論を発表すると、

それに対して散々反対していた人が、

まるで最初から賛成だったかのごとく、テキパキ動くのです。


これが本当の「和」だったのだなぁと今更ながら実感しています。


議論を尽くしたうえでの結論を受け入れる度量が

ある人がリーダーシップのある人と言えるのかも知れませんね。


日本の政治も斯くあって欲しいと思います!!