「おせったい」 と 「おせっかい」
たった一字違うだけで、意味が全く違いますね。
まあ、普段接待におはつけないかも知れませんが、
「接待」は相手をもてなすことであり、
「お節介」は相手に対して余計なお世話をやくことです。
同じことをしても、受け取る方が心地良ければ
もてなした・・・と思われるでしょうし、
ありがた迷惑・・・と感じればお節介になってしまいますね。
先日の南相馬の研修で、受講生のお一人が
「震災後、他県に避難していたのに、
何度も何度も、何人も何人もの人に
どこから来たの?大変ね、と声を掛けられて
とても休まらないので戻ってきた。」と仰る方がいらっしゃいました。
避難されている方への “思いやり” は
まさに、接待とお節介が紙一重になっていると感じました。
他県の方は決してお節介のつもりはなかったと思います。
ですが、一人ひとりが心配してそれぞれが声を掛ければ、
声を掛けられた方は何度も同じことを何人にも声を掛けられることになります。
お互いにちょっと相手の立場を考えて行動すれば、
双方にとって心地良い結果が得られるはずなのに、
ちょっとしたコミュニケーション不足からミスマッチが起これば
どちらも不快な気持ちになってしまいます。
大切なのは、
「自分がしたいことをするのではなく、
相手がして欲しいことをすること。」
ただそれだけなのです。
自分勝手に、これは相手もして欲しいだろう・・・と思うことが、
必ずしも相手がして欲しいとは限らない、
だからコミュニケーションをとりながら、
相手がして欲しいことを確認しながら
本当にして欲しいことをしてあげられるといいですね♪
お節介にならない、
相手が喜んでくれる接待がいつでもできるようになりたいですね♪