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和のこころ・・・『おもてなし』は『ファシリティ』

2013年09月13日 22時40分58秒 | 極和ファシリテーション

オリンピック招致の最終プレゼンテーションで

滝川クリステルさんが話された「お・も・て・な・し」

この言葉が注目されるのは嬉しい限りです♪

マータイさんが世界に広めてくださった「もったいない」と同様

世界に認知される言葉になって欲しいと思っています。


『おもてなし』は日本人が大切にすべき「和のこころ」そのものです。

「おもてなし」を和英辞典で調べても出てきません。

「もてなす」を調べると treat や entertain が出てきます。

また、service が出てきたりします。


ここで確認しておきたいのですが、

日本語の意味する「サービス」とは、

サービスを提供する側と受ける側が存在し、

それはともするとお金を払った側と受け取った側に存在する

ビジネスであり、向かい合う関係であることです。


一方 hospitality を英和辞典で調べると

“心のこもったもてなし”と書かれています。


hospitality は hospital(病院)と関連語であり、

だとすると“治療する人”と“される人”の“向かい合う関係”なのがわかります。

そうすると hospitality ももてなす人とされる人の

向かい合う関係になってしまうのがわかると思います。


なので、私は『おもてなし』を英語にするならば『facility』になると思います。



何故なら、

『おもてなし』は本来する人とされる人の向かい合う関係のものではなく、

相手をもてなして喜んでもらい、それを見て自分も喜ぶ

つまり双方の満足を考えたファシリ的な発想の行いだからです。

相手の『満足』や『喜び』を引き出すのが『おもてなし』なのです。


決して相手に何かを提供したり、サービスしてあげることではありません。

相手からプラスを引き出すことが『おもてなし』です!!


だとしたら、笑顔と笑声と笑みしぐさで接するだけで

充分な『おもてなし』になるのです。

「こんにちは ようこそ日本へ」(Hello welcome to Japan)

この英語だけみんなで覚えて声にしたいですね♪


2020年の東京オリンピックでは

日本人が皆“おもてなしのこころ”で世界中の人を

“もてなしたい”と思いますが、

それは『横並びの関係』であることがとても大切なことで、

決して「向かい合う関係」になってはいけないことだけは

皆様にご理解頂きたいと思っています。


相手も満足&自分も満足

が、『ファシリティ』・・・真の『おもてなし』ですヨ♪