物事を正しく認識し、その真偽・善悪などを見極める力を『判断力』と言います。
この『判断力』が鈍くなっている人が増えているように感じます。
そして、今この国は国民の判断力を鈍くしようとしているようにも感じます。
例えば!
食べ物に賞味期限や消費期限が付けられたことによって、
人はその食べ物がまだ食べられるかどうかを
自分で判断することを手放してしまいました。
また、自分で良し悪しを判断するのではなく、
他人の評価で判断しようとする傾向も増えています。
他人の評価が高いものを良いと判断してしまうことは
良い事でしょうか?
もちろん、一つの判断材料としては良いと思いますが、
場合によっては誰かの意思でコントロールされてしまう
可能性を秘めています。
ネットの“クチコミ”などを悪用するところも存在します。
信頼できる人のクチコミならば信じて良いかも知れませんが、
知らない他人のクチコミをむやみに信用して良いかどうか?
医療に関しても、医者にかかれば治してくれる・・・と思って
本当に良いのかどうか?
自分自身の努力(予防)で病院にかからなくて済む場合にも
むやみに病院通いをしている人が居るかも知れません。
また、医師はりっぱな方であっても、その周辺をとりまく
薬品会社などは利益を追求する営利企業であることを
忘れてはなりません。
物事を判断するのに、他人(評判)に委ねるのではなく
自分自身に判断できる力を備えたいものです。
自分にとって大切なものは何か?
自分に必要なものは何か?
大事にしなければいけないのは何か?
一人ひとりがしっかり考え判断していかなければと思います。
自分の中にしっかりとした判断基準(価値基準)を
持ちたいですね♪